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「反応」の読みが「はんおう」ではない理由

「反応」という日本語の発音は一般的には「はんおう」ではなく「はんのう」ですが、なぜでしょうか? 「n」と「o」で「の」になるという発想は英語圏の発想ではないでしょうか? 英語圏の影響を受けて今の形になったのでしょうか? そういう歴史があったのでしょうか? もしくは日本語における「ん」と「ナ行」に関連性があるのでしょうか? 発音するときの口の形が似てるようにも思えません。 少し調べてみると「連声」というものがあることを知りましたが釈然としません。 わかる方、教えてくださいませ。

みんなの回答

noname#160411
noname#160411
回答No.3

>英語圏の影響を受けて今の形になったのでしょうか いえいえ、「英語」なんてものが世界に生じるずっと前のことです。 >そういう歴史があったのでしょうか そうです! 少し専門用語になってしまいますが、現在の日本語の発音は「モーラ」といいます。一つ一つブツ切れの発音と思っていただいていいかも。でも室町時代までは、今の英語みたいな「シラブル」という発音だったのです! だから >英語圏の発想 という発想は合っているのです。 現在では「はん」は2モーラ、当時は「han」で1シラブル。しかも英語みたいにリエゾンしますから、「han+ou」→「はんのう」です。 「天皇(『ten+ou』→『てんのう』)」、「観音(『kan+on』→『かんのん』)」も同じですね。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.2

>>「ん」の発音の口の形から「お」を発音すると「の」になっちゃうから、という解釈であってますか?  いいえ。  「観音」でも「漢音」でも、「ん」と「お」の発音の口の形は同じです。しかし観音は「かんのん」、漢音は「かんおん」です。  鼻音の n の後に母音が来るとナ行に変ると言う「連声」の音変化が、歴史のある時に起こり、ある時止まったからです。 http://www.asahi-net.or.jp/~hi5k-stu/nihongo/renjo.htm  「ん」+母音 = ナ行  という変化は、他の母音やm のあとでも見られます 「三位」は、歴史上の官位をさす時は「さんみ」です。  箱根駅伝で三番目の走者は「さんい」です。 「ん」の発音の口の形から「い」を発音すると「み」になっちゃうから、という解釈ではあっていないのが分かります。

ma_kitic
質問者

補足

>鼻音の n の後に母音が来るとナ行に変ると言う「連声」の音変化が、歴史のある時に起こり、ある時止まったからです。 なるほど。 「ん」+母音 = ナ行 以外にも色々と連声はあったんですね。 ちなみに日本の「ん」+母音=ナ行 と 英語の「n」+母音=ナ行が一緒なのはただの偶然でしょうか?

  • sanori
  • ベストアンサー率48% (5664/11798)
回答No.1

こんにちは。 「反」の一文字単独での昔の発音に由来するようです。 「かつてはそれぞれの漢字が、単独では」の下りを参照してください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%80%A3%E5%A3%B0

ma_kitic
質問者

補足

「ん」の発音の口の形から「お」を発音すると「の」になっちゃうから、という解釈であってますか?

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