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減価償却費と減価償却累計額の計算の違い

僕今、日商簿記2級の勉強をしているんですけど途中からわからなくなりました。 減価償却費と減価償却累計額の計算の違いはなんですか? 具体的な説明と式をたてていただけるとありがたいです。

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回答No.1

こんにちは 減価償却費は費用勘定です。 減価償却累計額は償却済みの累計額を表わす評価勘定です。 例  備品 2,000,000 耐用年数 5年 残存価額 10%  上記の備品を定額法で減価償却を行った場合  (取得日2010年7月/会計日 2010年4月1日~2011年3月31日) 2010年度に計上すべき減価償却費(2011年3月末決算) 定額法の公式 (取得原価 - 残存価額) / 耐用年数  (2,000,000 - 200,000) × 9カ月 / 60カ月 = 270,000 直接法の仕訳(備品を直接減額して費用計上します。)  減価償却費 270,000 / 備品 270,000 ただし、この方法は取得原価が、貸借対照表上に現れなくなります。 そこで、備品を直接減額せずに、備品減価償却累計額という評価勘定科目 を使用する方法があります。  減価償却費 270,000 / 備品減価償却累計額 270,000 こうすると備品は2,000,000のままですが、備品減価償却累計額 270,000 を差し引くことで、今の備品の金額がわかります。  2,000,000 - 270,000 = 1,730,000 このように備品や建物などを直接減額せずに、減価償却累計額を使って 評価する方法を間接法といい、こちらが一般的な処理方法です。 2011年度の減価償却費  減価償却費 360,000 / 備品減価償却累計額 360,000 となります。 備品減価償却累計額の残高は、270,000とあわせて、 630,000になります。 こんな感じでよろしいでしょうか? なにかあれば補足してください。

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