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屋根の遮熱アルミシートの結露の原因と対策
- 屋根に施工した遮熱アルミシートから水が垂れる問題について、原因と対策をまとめました。
- 結露が発生する時間帯や場所、水の色の変化についても記載しています。
- また、結露と雨漏りの違いや結露の対策方法についても解説しています。
質問者が選んだベストアンサー
どのメーカーのどの屋根材でも必ず結露はします。 そのため、結露防止の水滴が内部に入らないために必ずルーフィングが必要になります。 お問い合わせのような、熱シヤットアウト工法などの屋根通気工法では、屋根の通気層と遮熱シートの間で結露が発生することが多いです。 なぜならこの間の空気の層でもっとも、温度変化で起こることがあるからです。 このような施工の場合は、遮熱シートの下のルーフィングの下の鼻先にL型の水切りを取り付けるか、コンパネ下地よりもルーフィングを伸ばして施工するのが一般的です。 このような施工で内部に結露水をしみこまないような工夫をします。 私どもでは金属屋根の同等の遮熱シートを使った通気工法を取り入れていまのすが、その場合も、一晩で500mlのペットボトル2本分の水滴が出てくると言われています。 ご指摘のありました紫色の水は、コンパネに含まれている薬品がとけだしていると思います。 気になったことがあります。 棟部の施工方法ですが、換気棟の下の部分は20ミリの下地の木は棟部まで伸びているのでしょうか。 このような施工がしてありますと空気は屋根の上下部分の移動でしかも空気の動きがある部分は、換気棟の取り付けた部分のみとなります。 棟部から20ミリの木を左右40ミリ程度すべて切り取って、その上のコンパネも同等の納め方とします。 その上に、換気棟と棟を取り付けてできるだけ空気が左右にもながれるような工夫をすると多少ですが、結露が少なくなるかもしれません。(このような施工方法の場合は、通気胴縁のようなスリットの入った下地などがとくに良い) 現況の様子ですと、できるかどうかはわかりませんが、鼻先にL型の水切りを差し込んで取り付けて、それで様子をみられたらいかかでしょうか。 その時に必ず屋根裏が確認できるかどうかはわかりませんが、一番下のコンパネに雨漏り等のシミ等があるかないかの確認は必ずしてください。 ご参考になりましたでしょうか。
その他の回答 (6)
- woody2010
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杉板の野地板の水分がアルミシートの表面で結露するのかなと思いました。 冬といえどもカラーベスト屋根もかなり熱くなります。 水分を多く含んだ杉板がカラーベストと一緒に暖められ、乾燥する際に水分が出ると思います。 南面だけでも相当量の水分があるのではないでしょうか。 緑色の水についてですが、カラーベストを留める釘が(垂木の厚さ20が不足して)アルミシートに刺さっていませんか? ここに異種金属接触腐食がおきて、腐食液が漏れているかも知れません。 通気層が見えるようですから確認できるかもしれません。 見当が違っていたらごめんなさい。
お礼
ありがとうございます。 屋根を施工してから2週間になります。、だんだん結露量が減ってくれば、杉板の水分の可能性はありますね。それであれば、一過性の現象なので助かります。
- odasaga09
- ベストアンサー率28% (94/330)
補足 で、対処として「私だったら」の個人観。 屋根を剥いてたら大変。 写真部分が露出部分ならそれこそファイバースコープで覗けるんでは。2万円足らずで買えます。 いろいろ他の検査興味に役に立ちますし(^^。 通気層内の結露状態や水の流れ状態が見れるのでは。 バールが入れば若干通気層胴縁とコンパネ間を各所すこしこじって、 水切りトタン・唐草などをルーフィング下に差し込める分のわずかのスキマをつくって差込み、 唐草下のコンパネ鼻先断面部で水濡れがないようだったらOKに。 あと蛇足ですが、 最初からルーフィングがコンパネより鼻先延ばしてあれば、以上の処置と大差ないわけだったハズで。 「野地板で防水するから、通気層下のルーフィングは万が一のため」という言い訳論理ですが・・・ 万が一へ備えとは、その万が一の時であっても下地板が湿潤しないところまでしっかりルーフィングしておくことこそ備えであって。 つまり「万が一」でも万が一に備えていない(爆^^、要するにコンナモンデイイダローという、万が一を本気にしない軽視産物、論理矛盾であることは認識しなければなりませんでしょw 時間差の不可思議現象だけに、原因・結末には興味あります(^^/
お礼
ありがとうございます。 ファイバースコープですか、日本橋で探してみます。 確かに万が一の時にこそ、確実に機能するようになってないと駄目ですね。
- odasaga09
- ベストアンサー率28% (94/330)
(補足) 「内部結露について」 (お住まい地域の厳冬さにもよりますが) 個人的実経験: 鉄骨造陸屋根構造の直下の部屋の天井裏で、屋上シンダーコンクリート下地の鉄デッキ材に耐火被覆が一部いい加減で鉄部がほとんど露出していた箇所があり、直下の部屋で奥様が石油ストーブをがんがん焚かれている生活習慣のお宅で、結露が落ちて天井シミに発展して露見したというケースがありました。 燃焼ガス中に水分を発生する石油ストーブで、半袖で居られる28°設定暮らし、換気扇も天井ファンもなし、相当な湿潤高温空気が天井裏に回っていたと思われます。 ただ、木造の天井懐がある屋根裏の屋根下地コンパネが結露したなんて話は本州では聞いたことがありません。 長野のスキー場の山小屋で屋根下地むき出しの屋根裏部屋(アルバイト従業員用臨時部屋空間=ただの直立できない高さの本当の屋根裏)での経験でも木質材が結露するに至るようなことは経験がありません。(ただし直下客室は熱交換式暖房で湿度は高くない環境。) 木質パネルそのものにも吸湿性がありますから、 下地の室内側に断熱でないただの防水層フィルムでは逆に結露がつきやすくなります。 室内側断熱材が湿潤しないための防水フィルム所要とは画一的に混同しない考え方が必要です。
- odasaga09
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さらに補筆ですが。 後から拝見した(1)の方の回答ですが >コンパネと、その直上のルーフィングの間で結露しているのかもしれません。 考え方がおかしいです。 結露はあくまで固体と空気の接触面で起こるのが理論上常識です。
補足
屋根構造は、KMEWの熱シャット工法と同じ構造です。 http://www.kmew.co.jp/roof/system/about.html http://www.kmew.co.jp/roof/pdf/heat_shut.pdf 私も、通気層の空気と熱伝導の良いアルミシートとの接触面で結露していると考えています。しかし、昼に結露するのか、夜間結露するのかメカニズムがわからず、また、この工法は、KMEWでも推奨されており、何故、うちだけ結露するのかがわかりません。ただ、アルミシートはKMEWのものでは無く、厚さ2mmぐらいの両面アルミ蒸着のものです。(夏に車のフロントウインドウに置く銀の遮熱シートそっくりです。) 対策は、屋根を解体してアルミシートを撤去するか、カビ・木材の傷み覚悟で結露を我慢するしかないでしょうか?
- odasaga09
- ベストアンサー率28% (94/330)
(追記) 写真が軒先のものだとすると、ルーフィングが下地コンパネよりなお軒の出先下まで延ばしてカバーしていない工法が理解できません。 ソコがきちんと正規どおりできていればコンパネ下地等がぬれることはなく、長期の湿潤腐れの心配もないわけですから・・・ ルーフィングの下に水が入るというのはメッタなことでは起きにくいものですが。。。
お礼
ありがとうございます。 ルーフィングの長さ、棟部の垂木の長さ等、配慮不足だったようです。 後付けで確実に結露防止することは難しいということで、熱シャット工法はあきらめ、アルミシートを剥ぐ方向で屋根屋さんと調整に入りました。 ご回答いただいたみなさん、どうもありがとうございました。
補足
写真は軒先のものです。 雨水は、カラーベストと杉板の間のルーフィングで防水する設計で、そのルーフィングは軒先まであります。アルミシートの下のルーフィングは万一のために、屋根屋さんが敷いてくれましたが、コンパネの先までは突き出してないようで、軒先から見るとコンパネが濡れて見えます。 屋根構造は、KMEWの熱シャット工法と同じにしています。 http://www.kmew.co.jp/roof/pdf/heat_shut.pdf
- odasaga09
- ベストアンサー率28% (94/330)
>結露かもと思い、 大いにあり得ると思います。 アルミ遮熱シートでムキだしで屋根カバーをしていた状態でビッシリ結露をしているのを実体験しています。 >下からのコンパネ、ルーフィング、アルミシート、垂木(20mm厚で通気層用)、杉板、ルーフィング、カラーベスト(コロニアル) 20mm厚通気層で換気棟ということですから外気は常に相当量流通しているわけですから、日中南側の輻射蓄熱で外気との温度差が激しいほど、つまり夜間冷気になるほど結露可能は考えられますが・・・ ただ、たれてくるのが >日中,天気の良い昼から夕方にかけて・・・ というのがちょっと腑に落ちなくなりますね・・ 軒先で目だって目視できるのがその時刻?という滞留水時間差の理由を考察する必要があるかと・・・ (これは雨水だとしてもその根拠説明に必要です)
お礼
ありがとうございます。 アルミ遮熱シートが結露することはあるのですね。 なるほど、滞留水時間差ですか。曇りの寒い日でも、同じ時刻に水が出れば夜間結露の可能性もありますね。
お礼
大変参考になりました。 ご指摘のように、下地の木が棟部まで伸びているので、横方向には指1本が入る程度の隙間しかありません。最初は換気棟も無かったので追加してもらいましたが、棟部の横方向の通気は、屋根屋さんが心配無いというのでお任せした次第です。換気設計がされてないということですね。 色々調べたのですが、KMEWの工法だと、通気用垂木の間に短冊状のアルミシートを張るのでアルミシートが潰れないのですが、うちの場合は、屋根1面アルミシートを張った上から換気用垂木を打ったので、垂木の下でアルミシートがつぶれてしまっています。そのため、空気層側のアルミ面からルーフィング側のアルミ面に熱が逃げやすくなっているのが、結露しやすい原因かもと思っています。 対策としては、鼻先にL型の水切りを差し込んでしのぐか、アルミシートを撤去して普通の屋根に戻すか思案中です。