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欠損値を分析ごとに排除することについて。
時々、これまでの論文を見ていますと、 ほとんどのものは、無回答などを全て除いた質問紙のみを扱っていますが、 たまに、欠損値を分析ごとに排除した論文を見ます。 この方法どう思いますか。 やはり、質問ごとに欠損値の扱い方が違うということは、それだけ精密な結果は出にくくなると思いますか? キーワード 心理学 統計学 数学
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精密な結果は出にくくなると思います。 受検者内の検定で欠損値のあるデータを排除することは当然です。 受検者間の検定の場合、排除しなくとも良いようにも思えますが、恣意的なデータになってしまいます。 また、その欠損値の意味が不明である以上、全てのデータへの信憑性も下がります。 もしかしたら、気付かずに1問飛ばしてしまったのかもしれません。 すると、全てのデータがずれてしまいます。 倫理的観点からして、答えたくない項目があったのであれば、そのデータを扱うことはできません。 いずれにせよ、不完全なデータを扱えば、不完全な結果しか導かれないことになります。 分析ごとに排除するデータを変えるということは、受検者に異なった構成の質問紙を渡したことと同義です。 そうすると、もはや研究ではなくなってしまいます。
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例えば X = (12, NA, 23, 16) Y = (33, 44, 23, 60) Z = (12, 12, 20, 77) という3つの変数があったとして、 > 無回答などを全て除いた質問紙のみを扱って というのはX, Y, Zの第2要素をすべて除くということですね。 X = (12, 23, 16) Y = (33, 23, 60) Z = (12, 20, 77) X, Y, Zという3つの変数全てを分析に用いるのであれば適切な処理でしょう。ただ、YとZしか分析に用いない場合、無理にXの第2要素がNAだからといってYとZの第2要素を除く必要はないわけです。 だから > 欠損値を分析ごとに排除した というのも別に特別なことではないです。そういう処理を行っている心理学論文が少ないのは、単に面倒だからということが多いです。
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ありがとうございます。 確かにめんどうですよね
お礼
ありがとうございます。 やはり不完全な結果になってしまいそうですね。。