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1H-NMRの測定溶媒のピークについて。

重アセトニトリルなどは5本にピークが割れたりしますが、重ベンゼンなどは割れないのはなぜでしょうか。 溶媒中のどの原子間でカップリングが おきているのでしょうか。

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  • NiPdPt
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回答No.2

そもそもそういったピークが出てくるのは重水素科が不完全だからです。つまり、観測しているのはCHD2CNの1Hです。D化した場合、そのDが結合している炭素上の1HはDとカップリングを起こし、 (Dの数)×2+1本に分裂します。CHD2CNではCHに結合しているDが2個なので5本に分裂します。 しかし、重ベンゼンや重クロロホルムでは残存するHが結合している炭素上にはDは存在しないので分裂は起こりません。 ちなみに、なぜ、 (Dの数)×2+1本に分裂するのかについてはDの原子核が関連するのですが、説明が少々難しくなるので自分で勉強して下さい。 前の回答に書いてあることを噛み砕いただけですけど。

noname#160321
noname#160321
回答No.1

あなたが見ているのは2D化溶媒中の非2D化不純物つまり1Hのシグナルです。 そこから考えて下さい。 なお2Dのスピンは1です。これもヒント。

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