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NMRでピークがでない
こんにちは。 NMRである物質を測定したところ,一部の四級炭素のピークがでませんでした。メタンスルホン酸を加える(塩を形成)とピークは検出されます。また,パルス遅延時間(PD)を600に設定するとブロードニングしていた四級のピークがわずかにでてきました。 これは,化合物の立体的な影響なのでしょうか??ちなみにこの化合物は N‐アニリノアミノメチル 3‐アミノ‐5‐ベンジルアミノ‐6‐クロロ‐2‐ピラジンカルボキサミド なのでフェニル基とC=N二重結合の共役が生じている可能性もあります。
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noname#62864
回答No.1
詳しいことは知りませんが、PDを長く設定することによってピークが出てきたということであれば、立体的な要因ではなく、緩和時間(T1)の関係だと思います。 C=Nの共役系も関係あると思います。詳細はわかりませんが、緩和時間が長くなるような化学構造があり、ご質問の物質がそれに該当するということだと思います。 ・・・中途半端な回答で申し訳ありません。
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noname#62864
回答No.2
緩和に関する理論は私には難解すぎて、よくわかりません。 ただし、おそらくは緩和時間の関係で、ある種の炭素の観測に苦労した経験はあります。 たとえば、ある種の官能基中での炭素が観測されにくいということはあるようです(具体例は忘れてしまいました)が、一般論として、構造とどのように関連するかということはよくわからないというのが正直なところです。 これまた、中途半端な回答になってしまいました・・・
質問者
お礼
そうですか。一般論でもわからないのですね。 ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 比較的緩和時間の速い水素が結合していない四級炭素は緩和時間がとても長いことは以前習いました。ただ特定の四級炭素が検出されなくなることは初めてだったのです。 緩和時間が長くなるような構造とはどのようなものなのでしょうか・・・