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「自然に」と「自然と」のニュアンスの違い
教えていただきたいことがあります。 「自然に」と「自然と」のニュアンスの違いなのですが、普段は目にする分には あまり気にしてはいないのですが、いざ自分で使うとなると、どっちがベターなの かと・・・。 細かいこととは存じますが、お分かりの方いらっしゃいましたら教えていただけ ないでしょうか。 よろしくお願いします。
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自然(じねん):「中世以前では「ひとりでに、おのずから」の意の時は「じねん」と読むことが普通で、「万一、ひょっとしたら」の意の時は「しぜん」と読み分けていたという。」(小学館「国語大辞典」) このように使い分けられてもいた頃から、更に呉音「じねん」では仏教用語色が強まり、一方幕末明治での外来語の訳語としての漢音「しぜん」が主流となっていった。 そして今では名詞以外では形容動詞として定着しているとするならば、その連用形の副詞的用法である「自然に」が一番無難であり「自然」なのだと思われます。 自然に:故意にするわけでなく、おのずから、そうであるさま。また、ひとりでに、そうなるさま。 「自然にその戸が開いた。」「心の傷もやがて自然に癒されていた。」 自然と:ひとりでに、そうなるさまから転じて、比較の基準の意味合いを増し、あることがらが誰にも抵抗なく受け入れられるさまや、行為や態度がわざとらしくないさま、といった判断性のトーンが混じる。 「サイドを引いていなかったせいか、車が自然と動き出した。」「けんかの後なので、自然と口数が減ってきた。」
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- tomajuu
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「野山の雪がとけ、自然に春になった・・・。」 「野山の雪がとけ、自然と春になった・・・。」 専門家ではありませんが、考えてみました。 「自然と」を使うと、「当たり前のコト」 みたいなニュアンスが入り込む感じがします。 (他人も そう思う・・が前提。) 「自然に」ならば それにとってフツーの成り行きの結果・・・という感じでしょうか? (それによってのみのコトなので、他人には『不自然』でも知ったことではない。) つまり、「自然に」は、自らの発動によるもの・・みたいな? 「自然にしてろ」・・・自分のありのママでいろ。 「自然としてろ」・・・ヒトの目から見て、「自然にしてる」ようにしてろ。 ああ、なんんだかワカラナイ!!
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tomajuuさん ご回答いただきありがとうございました。 (お礼がおくれ申しわけございませんでした。)
に :(格助詞)として、転化の結果を示すときに使います。 例 大臣 に なる。 と としても良い 例 大臣 と なる。 が、その転化が自然に受け取られるような時に に を使う傾向がある と「岩波国語辞典 4版」にはあります。 この場合、まさしく自然な転化の例であり、 私は どちらでもいいときは ”自然「に」”を使います。そのほうが発声としても「自然」のような気がします。
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ご回答いただきありがとうございました。 (お礼がおくれ申しわけございませんでした。)
- sumimimi
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「と」の方が注意を喚起する響きなので、 ニュアンスが動的です。 つまり 「に」は安定した状態を示し 「と」は変化を追うという感じになります。
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sumimimiさん ご回答いただきありがとうございました。 (お礼がおくれ申しわけございませんでした。)
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kine-oreさん ご回答いただきありがとうございました。 (お礼がおくれ申しわけございませんでした。)