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超臨界条件について
190℃における、IPAの亜臨界圧力を教えて下さい。
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下記のサイトの情報に拠りますと、IPA(2-propanol)の臨界温度は508.71K、臨界圧力は53.0atmの様ですから、190℃という条件の元では、圧力をどの様に変化させても超臨界状態に近づく事はないと思います。 ですから、質問者様が「亜臨界」という言葉を「超臨界状態との境界に近い状態ではあるが、超臨界状態にはなっていない状態」という意味で使用されているのでしたら、IPAは190℃では亜臨界になる事はないのではないかと思います。 又、質問者様が「亜臨界」という言葉を単に「温度が臨界温度未満で、圧力も臨界圧力未満の状態」という意味で使用されているのでしたら、IPAは190℃ではどの圧力でも亜臨界になっているため、気相⇔液相の転位や液相⇔固相の転位が生じる圧力の値ならばあると思いますが、臨界状態に関係する圧力の値というものは、無いのではないかと思います。 【参考URL】 蒸留・蒸気圧・気液平衡・物性推算 > データ表 (分子量,沸点,臨界定数,偏心因子) > 有機物質 C3 > 物性データ表(5b) http://s-ohe.com/bs_table_5b.htm
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- Tacosan
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本題から外れますが, 2-プロパノールの臨界圧力に大きな違いがあるのは, おそらく元のデータが大きく違っているからだと思います>#2. 1950年代くらいまでは 53気圧前後というデータになっていますが, それ以降はだいたい 47.6気圧くらいになっています.
お礼
参考とさせて頂きます。ありがとうございます。
- htms42
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2-プロパノールの臨界温度は508K(=235℃)のようですから190℃はかなり低い温度です。圧力もかなり臨界圧力よりも低いでしょう。 蒸気圧の値が載っているサイトがありました。 http://www.worldlingo.com/ma/enwiki/ja/Isopropyl_alcohol_(data_page) 186℃で15200mmHg(=20気圧)であると書かれています。 (温度が臨界温度よりも低ければ気体、液体の2相が共存できます。蒸気圧はその共存状態での気体の圧力です。) 臨界圧力の半分以下です。これだと「亜臨界」と呼ぶのはちょっと無理なような感じがします。 (このサイトでは臨界点という言葉を使っていません。「屈曲点」と言っています。化学のサイトではなく、応用分野のサイトかもしれません。) ※このサイトのデータでも、#1の参考サイトでも、臨界圧力は53気圧であると書かれています。 化学便覧では47気圧です。少し値の違いが大きいです。どうしてこれだけの違いがあるのか不思議です。 ※2-プロパノールの融点は-89℃です。三重点の温度は引用したサイトのデータでは-88℃です。 2-プロパノールは水と同じように圧力を上げると融点が下がる物質です。 #1に >液相⇔固相の転位が生じる圧力の値ならあると思いますが、・・・ と書かれています。190℃ではそういう圧力は存在しないのではないでしょうか。
お礼
参考文献の見方なども教えて頂き、ありがとうございます。
お礼
とても分かりやすく説明して頂き、ありがとうございました。