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臨界温度の問題
ある市販の物理の問題集に、次のような問題がありました。 「水素が-100℃であれば、12.8気圧以下でも液化する」この解説には、「水素の臨界温度は-118℃なので、それより温度の高い-100℃であれば、臨界圧力の12.8気圧以下でも液化します」 この解説は、おかしいように思うのですが、いかがでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
明らかにおかしいです。 水素の臨界温度は-240.18℃であって-180℃ではないという事もありますが、その事を除いたとしても、臨界温度以上の温度では例え臨界圧力を超える圧力を加えたとしても超臨界流体となるだけで液化はしません。 ましてや臨界圧力以下の圧力では超臨界流体にすらならず、気体のままです。 気体を液体にするためには、その気体の温度を臨界温度よりも低い温度にまで下げなければなりません。 ですから、正しくは「水素の臨界温度は-240.18℃なので、それより温度の低い-241℃~-273℃であれば、臨界圧力の12.8気圧以下でも液化します」とせねばなりません。
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- bran111
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回答No.1
水素と酸素の話がごっちゃになってませんか。臨界温度が-118℃の気体は酸素です。臨界圧力が12.8気圧の気体は水素です。
質問者
お礼
そうなんですか。逆ですか。では、間違いですね。ありがとうございました。
お礼
なるほど。確かにそうですね。出版社には伝えておきます。ありがとうございました。