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気体の臨界温度に関する問題

気体の性質についてお伺いしたします。ある国家試験の物理の問題に、臨界温度に関する出題があり、そのうち、次の2つのうちのいずれかが誤りだと思うのですが、私のつたない知識では判断できませんでした。「(3) 臨界温度で気体を圧縮すると、臨界圧力に達したとき完全に液化する。 (4) 臨界温度で気体を圧縮すると、臨界圧力に達したとき気体と液体の区別がなくなる。」 どちらが誤りでしょうか? よろしくお願いいたします。

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  • ORUKA1951
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回答No.5

No.2です。はしょりすぎたので図を描いておきます。  臨界流体とは液体と気体の相変化をする時にエネルギーの大小のない状態--液体と気体の区別の意味がない領域です。その定義を知っていて国語が出来れば難しい問題ではないです。  ⇒臨界点 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%A8%E7%95%8C%E7%82%B9 ) (1)臨界圧力以上に圧縮すると、気体は温度に関係なく液化する。   臨界温度以上だと液化しません。× (2)臨界圧力以上に圧縮された気体は、いかなる温度においても液化しない。   臨界温度以下だと液化します。× (3)臨界温度で気体を圧縮すると、臨界圧力に達したとき完全に液化する。   臨界流体になります。 × 気体でもあります。 (4)臨界温度で気体を圧縮すると、臨界圧力に達したとき気体と液体の区別がなくなる。   (気体と液体の区別がない)臨界流体になります。 ○ (5) 臨海温度より低い温度では、気体は圧縮しても液化しない。   液化します。 ×

tahhzan
質問者

お礼

あれ?そうですか。気体と液体の区別がなくなるのですか……しかし、あらためて図を拝見いたしましたところ、ようやく理解することができました。臨界流体という状態になることがあるわけですね。ありがとうございました。参考になりました。

その他の回答 (4)

回答No.4

普通なら液化とは二相共存線を越えて体積の不連続な減少が起ることをさします。すると、正しいのは(2)番ですね。臨界圧力以上では二相共存線がありませんから、体積は連続的に変化するだけで不連続な跳びを示しません。つまり液化はしない。

tahhzan
質問者

お礼

そうですか。臨界圧力以上に気体を圧縮すると、いかなる温度でも液化はしないんですね。ありがとうございました。

回答No.3

普通に考えれば,両方誤り。 臨界温度以上 or 臨界圧力以上ではもともと気液の区別がありません。 必ず正解があるなら,(1)(2),もしくは(5)以降に正解があるのでは?

tahhzan
質問者

補足

実は、「次のうち正しいものはどれか。 (1) 臨界圧力以上に圧縮すると、気体は温度に関係なく液化する。 (2) 臨界圧力以上に圧縮された気体は、いかなる温度においても液化しない。 (3) 臨界温度で気体を圧縮すると、臨界圧力に達したとき完全に液化する。 (4) 臨界温度で気体を圧縮すると、臨界圧力に達したとき気体と液体の区別がなくなる。 (5) 臨海温度より低い温度では、気体は圧縮しても液化しない。」という出題だったのです。

  • ORUKA1951
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回答No.2

超臨界では 3) 臨界温度で気体を圧縮すると、臨界圧力に達したとき完全に液化する。 液体と気体の区別がないのですから「完全に液化」ではないのです。

tahhzan
質問者

お礼

完全に液化ではないのですか……少々、混乱してきましたが……ありがとうございました。

  • Tacosan
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回答No.1

ん~.... パッと見そんなに難しく思えないんだが.... 臨界点で考えるから困るだけで, それ以下の状態で考えれば (3) は明らかにおかしいんじゃないかな. そもそも臨界点で「液体」と「気体」をどう区別するのか知らんが.

tahhzan
質問者

お礼

やはり(3)ですか。ありがとうございました。参考にさせていただきます。