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絶滅動物のクローンはできますか?
映画「ジュラシックパーク」ですっかりおなじみですね。 最近はマンモス復活計画もあるとか。 ところでそんな大昔のものを復活させなくても、もっと最近に絶滅したものをクローンできないものでしょうか? たとえば、日本狼やニホンカワウソなど。 剥製が残っているわけですから、細胞の一部を拝借してできないものでしょうか? 噂を聞かないのは出来ないからなのでしょうね。 完全なDNAを取り出すのはそんなに難しいのですか? また、飛べない巨大鳥モアを復活させようとした場合、母親役の鳥がいないのでできないんでしょうか? ダチョウより卵がずっと大きいはずですから。
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- nozomi500
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佐渡島のトキは、DNA(というか体細胞)を凍結保存しています。将来クローンで復活させることができるかもしれないから。 精子卵子が保存されていれば、現在でもウシの人工授精では当たり前に行われていることですから、楽勝でしょう。 体細胞クローンは、発展途上の技術ですから、いまのところ難しいですね。 モアの「母親役」って、卵を温めることをさすのでしたら、孵卵器つかっていればOKだと思います。 問題は生きた細胞のDNAですね。
- apple-man
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>完全なDNAを取り出すのはそんなに難しいのですか? クローン羊ドリーが騒がれたのはほんの 6年前のことです。 今ではDNAのことなど高校の教科書に 載っているようなことなので、基本的な ことは全て解明されているという誤解が あると思いますが、今の分子生物学の 知識など、コンピュータの知識に例えると 組み立てパソコンの解説書程度です。 回路設計や半導体製造などできないと いうのが、今の人間が持っているDNAに 関する知識なのです。 今分かっているのは、DNAの働きを 抑制したり活性化するたんぱく質が 多数存在しているようだということで、 ドリーの場合で言うと、荒っぽい方法で このDNAを抑制するたんぱく質を 除去する方法を何通りも試みた結果、 たまたま1頭が形ある羊に成長した だけです。 それも生きた乳腺細胞と生きた卵子と いう好条件のもとでの話で、化石を 復活させるようなことはまだ机上の 空論です。 細胞にしてもDNAにしても、どんな 化学式で表されるか本に載っていますが、 その構成元素から細胞を作り出した人は まだいないのです。 つまり根本的な仕組みがまだ殆ど 理解されていないのです。
- arikui
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前のみなさんが書かれているように、完全なDNAか生殖細胞があれば、絶滅した生物も復活できます。 ただ、剥製ではDNAは破壊されていて使えません。 DNAはデリケートなので、死後、すぐに壊れてしまうのです。 歯の中のDNAは保存されている可能性が高いです。 モアの場合、歯がないのでDNAは取り出せません。 氷付けの精子はDNAよりも壊れにくいので、マンモス復活計画では氷付けの精子(=氷付けのオス)をさがしています。しかし、今のところそれは見つかっていません。 フクロオオカミの復活計画が進んでいます。 しかし、親となるフクロオオカミに近い生き物が、今の時代にはいません。 ですから、フクロオオカミの復活は難しいと思います。 ということで、絶滅した生物の復活は、いろいろな問題が多く難しいと思います。
DNAより精液か卵子の方が好ましい.両方か,どちらかでもいいので多量に手に入れば,受精・正常発生可能な現存の類縁種と交配し,バッククロス重ねていくことで限りなく近いものが出来るはず.N12ぐらいで限りなくマンモスです. マンモス復活計画はどうなったのだ? ○○教授! 凍土から掘り出したマンモス精液───┬──ゾウ │ │ 精液──┬──あいのこ(N1) │ 精液──┬──あいのこ(N2) │ 精液──┬──あいのこ(N3) │
できますよ。 DNAさえあればなんだって可能です。 現存する生き物の子宮を本来の母体の代わりとして使用できるので、恐竜なんか復活させるより簡単ですね。 ただしニホンオオカミは無理です(笑) 博物館に展示されてるアレは、本当にニホンオオカミかどうか分かっていないからです。 一般に「ニホンオオカミの剥製」として展示されているあの生き物は、記録にあるニホンオオカミの特徴とはちょっと違うところがあって、実は違う生き物なんじゃないか? と言われています。 なんで、本当のニホンオオカミの剥製はどれなのか、本当に現存しているのか、誰も知らないんですね。