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行政書士試験を受ける理由は?
行政書士の試験に合格しても9割の方が登録をしないと聞きます。 ほとんどの方が自己啓発でしょうか。 若しくは定年後の独立を考えて。 又は他の資格取得への登竜門として。 試験を受ける方はどんな方が多いと思いますか? 皆様のご意見をお聞かせください。
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合格しても、すぐに独立しない人や資格の必要の無い職種にいる人は、登録しないでしょう。 行政書士事務所に勤務しつつ、補助者の立場であって、自分の名前で業務を行わない限り、登録しないという場合もあるでしょうね。 会社内で法務を担当する人の啓発としての資格取得の場合も登録しないでしょう。 定年や転職時に幅広い視野を得るために取得されるような、保険的に取得される方もいるでしょうね。 公務員などでは副業が禁止されており、公務員退職後に得られる免除資格とあわせての独立のために取得される方もいるでしょう。 法学系の大学などに在籍しているときに、カリキュラムの一貫として行政書士試験の受験をされる方も要るでしょう。その後、行政書士登録が必要でない業界へ就職すれば、登録もしないでしょう。 私の知人の総合事務所では、有資格者(未登録者)と登録資格者を区別していますね。 この総合事務所は、行政書士法人・土地家屋調査士法人・司法書士法人を同一経営者が行っています。登録資格者には資格が必要な業務を中心に行わせるため、支店事務所などを任せることも多いですね。有資格者は無資格補助者と登録資格者の間の立場での業務や無資格補助者と同様の業務を行っていますね。 士業の登録では、登録時の入会金などや年会費が高額になります。他資格での業務が中心であったり、資格が不要の業務である限り、登録しない人が多いでしょう。 逆に他資格業務しかしない場合でも、見た目を重視して登録される場合も多いでしょう。 税理士・公認会計士・弁護士・弁理士は、無試験で行政書士登録が出来ると思いますが、すべての資格者が登録しない理由も似てるでしょうね。 私の友人は、法学部出身で、宅建と司法書士をもち開業しています。知識からすれば行政書士試験の合格も容易でしょうが、行政書士業務に興味がないため、受験さえしていません。この友人の共同事務所の相棒は、行政書士兼社労士ですね。双方の補助者としてであれば、業務に支障がありませんしね。 私自身、税理士事務所の無資格補助者経験と現在経営する零細会社や親族経営の零細会社の関係で、許認可手続き・会社設立手続き・不動産登記手続き・人事法務手続き・助成金申請手続き・税務申告などあらゆる法務業務を行っております。試験勉強により合格が目指せる才能や性格があれば、行政書士でも社会保険労務士でも司法書士でもある程度業務も出来ますし、人脈からもある程度の報酬が見込めます。しかし、資格試験では苦い思い出も多く、無資格のままですね。 資格は邪魔になるものではありません。特に国家資格を眠らせていても、必要なときに再度必要な分野のみの学習をしての開業登録も良いでしょう。資格取得を目指されるのであれば、行政書士は業務範囲も広く、業務に特化すれば大きな負担もなく開業できるでしょう。受験をお勧めしますね。
お礼
実は来年の受験に向けて勉強しているのですが最近になって取得する意味について疑問が湧いてきていたところでした。 アドバイスなどお聞きして勉強を続行しようと思いました。 ご教授ご回答ありがとうございました。