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日本史の魅力とは?
- 日本史の面白さを知りたい受験生のために、大学で日本史を学んだ方々に質問しました。
- 日本史の面白さを感じるきっかけや研究内容、お気に入りの時代について教えていただきました。
- これを参考にして、日本史の魅力をより深く理解し、自身の進路選択に役立てたいと思います。
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1.現在の職業(歴史を生かした仕事であるか、そうでないか)←具体的でなくてもかまいません。 =一部、歴史を生かした仕事です。ガラス彫刻インテリア制作をしていますが、「風神雷神図」「紅白梅図」「龍虎図」「釈迦観音像」なんか売れ筋です。(因みに完全オーダーメイド) 2.大学で日本史を学ぼうと思ったきっかけ(日本史面白いと思ったきっかけ) =全体像の把握が出来るという事と、ターゲットを1つか2つに絞り、ロックオンして研究ができる。そこが魅力的でした 3.なぜ世界史でなく日本史を学ぼうと思ったのか、日本史のおもしろいところ =日本史を学ぼうと思ったのは日本人だからです。日本史の面白いところは「真実」を探求できるところです。「仮説」を立てて、それを更に突っ込んで調査する。調査すればする程、教科書には出てこない真実が出てくる。それを発見した時の気分は最高です 4.具体的にどんなことを研究したか =源義経=チンギス・ハーン説については結構真剣に調べました。たまたま私は北海道人なので、実は生き延びたとされる義経の辿ったと言われる足跡を現地に行く事で調査し、論文にまとめあげました。卒論とはまた違います。北海道には「義経」の名が付く神社や自然物・人工物が山の様にあります。 5.好きな時代とその理由 =飛鳥時代・奈良時代・平安時代。単に何故か「心休まる」だけ。史跡も数多いし、お金を貯めて、年とったら奈良と京都に1ヶ月くらい逗留したいです。そこで建立された伽藍、鋳造された仏像を見て周り、法隆寺であれば、この道を或いは聖徳太子が歩いたのかも、とか色々と想像を巡らせるのが夢です。
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- hitkaz
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私は専門的に歴史を学んではいませんが歴史、日本史が好きで特に中世~近世に興味があります ところでこんな言葉を知っていますか? 「未来を推測するには過去を振り返らなければならない」 これはベイズ理論といって18世紀の数学者トーマス・ベイズの確率論から 導き出された言葉です 彼の死後240年も経過した現在でこの理論が脚光を浴びています この理論に今日のコンピューター界を動かす「グーグル」「インテル」 「マイクロソフト」などが注目しています もっと詳しく知りたいと思うならは検索して調べてみるとよいと思いますが、 たとえば貴方が検索サイトで何かを検索するとします その結果は蓄積され貴方の好み、興味、嗜好などがデータ-化され次回の検索時に反映されます そうすることにより検索条件を絞り込むことができ検索速度は画期的に向上します こういうしくみで「グーグル」は拡大していったのだろうと私は思います 歴史を学ぶ理由は人それぞれでしょうがこういう利点もあるので少しは興味がもてるといいのですが
お礼
違う方向からの回答ありがとうございます。返信が大変遅くなってしまい申し訳ありません。 私にはまだ理解しかねますが、その言葉には興味が惹かれたので、時間があったらURLの記事読ませていただきます。
- staratras
- ベストアンサー率41% (1498/3648)
1)若いころは多少は関係がありましたが、今の仕事は歴史とはあまり縁がありません。 2)大学に入学した当時は理科系で天文学科に進んで「宇宙の歴史」を研究したいと考えていました。しかしそれに必要な数学などの独創的な能力に足りない点があることに気づき、天文学と並んで興味があった「日本の歴史」を研究しようと「方向転換」しました。 3)世界史にも興味を持ちましたが、外国語の史料の読解には不安があり、やはり自分の国の歴史の方が身近で、ピンとくる部分がありました。 4)旧満州国関係、橘樸(たちばな・しらき)、満州国協和会など。橘樸の「満州事変と私の方向転換」という文章を読んだことがきっかけでした。 5)明治維新から昭和20年の終戦までの政治史・思想史。維新・革命(日本では起きませんでしたが…)・戦争などの際、人々を突き動かす大きな力の源は何か、(私の学生時代の流行語でいえば、)多くの人が「共同幻想」を信じることができたのは何故かを知りたかったからです。もちろんこれは容易な事ではなく、今もよくはわかりません。ただ、昔の人がどのように考えたのかについて、現代人の思考法を当てはめるのではなく、その時代の史料に基づいて謙虚に考察することの重要さは痛感できました。
お礼
返信大変遅くなってしまい申し訳ありません。 回答ありがとうございました。参考にさせていただきます。
- izuhara
- ベストアンサー率31% (97/310)
1.全く関係ない職業です。なかなか関係する仕事にはつけませんね。 研究は余暇で続けています。たぶん一生続けるでしょう。 2.単純に高校で日本史が好きだっただけです。大学で日本史を学ぶこと=研究とまでは考えていませんでした。 同じ学科の半数近くは「こんな(史料を読むこと)をしたいんじゃなかった」と落伍していきましたが、幸か不幸か、新しい研究に触れること、史料を読み込み検証することに知的興奮を覚えました。 日本史が面白いと思ったのは、小学校6年生の時に、学研のまんが日本史に触れたことです。 3.最初から世界史という選択肢がありませんでした。横文字が苦手で、漢字が好きだったのもあるでしょうが、まずはなじみのある自国のことを知りたかったのだと思います。 人それぞれでしょうが、今我々が生きている過程を知ることで、身近にあるもの(寺社・旧跡・石造物・地形)への関心が生まれ、意識してそれらを見ることだけでも知的好奇心が満たされます。 4.出身地域の戦国時代について研究しました。大学で、その地域に関する最新の研究論文に触れて、自分が中学・高校で知った内容と変わっている部分が多く、衝撃を受けました。先行研究を読み込み、引用されている史料の解釈、論理構成で納得できないことをもとに別の解釈を試みました。ありがたいことに活字の機会に恵まれ、一定の評価を受けることができました。 5.戦国時代です。 日本全国で大なり小なりの地域権力が生まれた、いわば地方の時代であり、その間の出来事が現代までの地域地域のアイデンティティーにつながっていることが魅力です。 私自身は、単純に自分の興味で進路を選びました。 残念ながら、就職先には恵まれませんでしたが、後悔はしておりません。 この学問に出会えなければさぞ空虚な日々を過ごすことになっていたでしょう。 たとえ専門の仕事に就けなくても、信頼できる情報を収集、分析して、事象を客観的に捉える、という基本作業は、どんなことにも活かせます。 歴史研究の基本作業である史料を読むことに抵抗がないかが、一つのポイントだと思います。 研究という地味な行為が性格に合わず、学科変更・留年・退学していった同級生と同じ道だけは歩まれないことを祈っております。 大事な進路選択の参考になれば幸いです。頑張ってください。
お礼
回答ありがとうございます。 私はつい最近まで書道を習っていました。 はじめは「字が上手になりたくて」習っていたのが、草書、かなを習っていくうちに「何かに生かしたい」と思うようになりました。 そして「国語」より「日本史」が好きなので、昔の和歌を読み解くことより歴史に触れつつ生かしたいと思い、古文書を読み解くことがしたいと思ってこの進路、大学を選びました。 そしてその先考えてる職業は全く関係のないもので、大学で学んだことは、日常で(テレビなどで)歴史に触れる機会があれば、それを楽しくするものになったらなぁと思ってます。 izuharaさんの回答に共感できるところが多くあってうれしく思います。 参考にさせていただきます。ありがとうございました。
- 馬鹿鳥 仁左右衛門馬鹿犬(@osuwariha)
- ベストアンサー率34% (141/410)
こんばんわ 日本史学科ではなく政治学科でしたが、政治史を中心に大学では勉強していました。 そういうわけで純粋な日本史専攻ではないですが、回答に参加してもよろしいでしょうか? 1.全く関係のない分野です。 ただし、以前は予備校教師、学校の臨時教員などで歴史を生かした仕事についていました。 2.日本だけがなぜアジアの中で一抜けして先進国の仲間入りをしたのか。 3.宗教改革がなぜ信長一代でほぼ成功を収めたのか 日本は諸外国との交流から新しい知識技術をすぐに自家薬籠中のものとし、 本家本元を直ぐに凌駕するのはなぜだろうか 4.近衛文麿について研究していました。 私が大学に合格した年は海部政権でとりあえず自民党ももちなおしつつありましたが、私が浪人していた平成元年は昭和の終わりとともに自民党政権にも瓦解の足音が聞こえてきていました。新しい政治の潮流を期待する雰囲気がマドンナ旋風となって参院選(1989)と衆院選(1990)での社会党の大勝となり、新時代の到来などと言われていました。 この新体制運動に似た社会現象が戦前の日本でもわきあがり近衛待望論が高まりました。近衛自体はアイデアマンで理想主義者でしたが摂関家筆頭の家柄だけあって坊ちゃん育ちであったために物事に対しての粘りが無く、気移りが激しく決断力にもかけました。その朝野の期待とは裏腹に責任感のなさを露呈して政権を3度投げ出し、近衛の登場とともに支那事変がはじまり近衛が3度目の政権を放り出したらすぐに太平洋戦争へと突入しました。そして敗戦後GHQが逮捕に来る事を察知した近衛は自決。最期の最後になっても結局は逃げるために自殺したという無責任さにこそ、戦前も今もかわらぬ政治家の無責任体制を表しているように感じて研究していました。 5.日本近現代史ですね。 開国から明治維新を経て帝国主義国の1員としてアジア人の中で一人気を吐き、無謀な戦争で壊滅しかと思えば不死鳥のごとく甦り、世界第二の経済大国まで上り詰めたパワーとその英知に興味があります。 同じような事が飛鳥時代(隋と交流してその技術で建てた法隆寺は史上最古の現存する木造建築)や 奈良時代(遣唐使で得た科学技術で世界最大の木造建築東大寺をたてる) 安土桃山時代(鉄砲伝来から50年で世界最大の陸軍国にして世界最大のハイテク兵器の装備率を誇る最強の軍事国家となりました)でもありました。
お礼
回答ありがとうございます。私が志望している大学も史学科ではないので、 広い意味で歴史を学んだ方の回答を一人でも多くいただきたかったのです。 歴史って皮肉詰まってますよね。皮肉と言うと悪いかもしれませんが。 昔、班田収受が行われていた時代に、人がいるのに戸籍がだんだん作られなくなっていき年貢の徴収が滞った時代があったと教わりました。 これって今年大きなニュースになった、戸籍は残っているのに健在を確認できない高齢者がたくさんいて、年金が無駄に支払われているという出来事と真逆だなぁと感じました。 参考にさせていただきます。ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 なるほど、日本史の中に書き連ねてある時代は私たちのご先祖様が生きていた時代なんですものね。 私も「今立ってるこの地もアスファルトをめくれば昔のいろんな人が踏み固めた地面があるんだよなぁ」と想像するのが不思議でたまらなく感じるんです。 新たな日本史の魅力が聞けて良かったです。参考にさせていただきます。