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イースト菌は海水中で生存できるでしょうか?
イースト菌は海水中で生存できるでしょうか? 動物プランクトンに餌としてイースト菌を与えたいのですが、以下のサイトを見てから細胞が破裂しないか気になって。 http://www.sea-monkeys.us/kousatu2.html
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海水中で生育する酵母菌もいますが、ご質問の本来の趣旨はイースト菌が餌になるかと言うことと思います。動物プランクトンの餌になる場合もあると思いますが、一般的には餌にはならないと考えるべきものと思います。 アルテミアの継代飼育は50年前から普通に行われていました。その際に酵母菌を使用したのですが、これは餌として使用したわけではありません。似た方法ですが本来の意味を知らずに飼育しているケースがほとんどと思います。下記にアルテミアの飼育のポイントを書きます。 植物プランクトンの培養 ・浅いバットのような容器に濃縮海水を入れます。人工海水ですと卵や休眠芽等を含みませんのでその際には天然の海水を加える必要があります。次にこの容器をエアレーションしながら照明します。しばらくしますと白いバットに緑色の附着珪藻等が増殖をはじめます。ここに時々イースト菌を加えます。イースト菌は栄養塩類の補給です。この状態になった海水を動物プランクトンの餌に与えます。 アルテミアの飼育 ・上記のバットに動物プランクトンを加えて完成しましたバットにアルテミアの卵を入れて飼育します。加えるものは蒸発分の水と時々イースト菌を補充するだけです。 ポイントは植物プランクトンの培養です。光と二酸化炭素と栄養塩類が必要ですから浅い容器にエアレーションし照明することです。照明は蛍光灯を二本程度バットの直ぐ上20~30cmに設置します。イースト菌は入れすぎないことです。失敗の原因は、深い容器・照明不足・エアレーション不足・イースト菌の入れすぎだと思います。