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遺伝子組み換えの具体的方法
遺伝子組み換えの具体的方法 遺伝子組み換えの言葉を耳にしますが、微小なDNAの一部をどうやって組み替えることができるのでしょうか。 切り離したり、張り付けたりを手作業で行っているのでしょうか。 具体的にどうやっているのかおしえてください。
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#1の者です。 ウイルスの制限酵素を用いたベクター(運び屋)の説明については、「ベクター」と「遺伝子組み換え」で検索して、wikiをご参照下さい。
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- negigi
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#1の回答者さん。詳しく知らないからといって、自分勝手な妄想をばらまかないようにしてください。 遺伝子組換え作物に使われるアグロバクテリアはウイルスでなく細菌です。遺伝子導入は溶原化ではありませんし、当然ながら制限酵素も関わりません(そもそも、溶原化についても理解してないですよね)。導入した遺伝子が飛びまわるなんてありえませんから、組換え作物以外に導入されることもありえません。 さて、本題の作り方ですが、Wikipediaの当該項目がよくまとまっていますので、そのリンクを張っておきます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%81%BA%E4%BC%9D%E5%AD%90%E7%B5%84%E6%8F%9B%E3%81%88%E4%BD%9C%E7%89%A9 いかがでしょうか。
- 雪中庵(@psytex)
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ウィルスには、「溶原化」といって、感染した先の生物の遺伝子の 途中を切断して入り込む性質を持ったものがおり、その時にヤツらが 使う酵素を「制限酵素」と呼びます。 それに、必要な遺伝子をくっつけて細胞の中に放り込むと、ランダム に遺伝子の中に入り込むので、たくさんやって、その中で目的とする 働きをしているものを見つけ出して、「遺伝子組み換えした」と称し ているのです。(他にも、微粒子に必要な遺伝子をまぶして打ち込み、 偶然もぐり込むのを待つ、さらに乱暴な方法もある) こうしたお粗末な「組み換え」に対して、その制限酵素が、元々の ウィルスとしての「放浪癖」を発揮して、組み換え作物以外に転移 したり、その作物の中であっても、移動して、他の遺伝子を破壊し たりしないか、という疑念があります。 また、「うまく入り込んで、目的とする働きをしている」といっても、 その『入り込む』時に、他の遺伝子を破壊していないか、あるいは 組み込んだ遺伝子がつくる分子が、悪影響を与えないか、といった点 についての“検証”は、企業の利益誘導のためにごく短期間で済まさ れており、生殖や成長の各段階、あるいは異なる環境への適応や進化 といった、長期的な影響についての検証は省略されています。
お礼
ありがとうございます。 たしかに少々乱暴な方法ですね。
お礼
ありがとうございます。 自分なりに整理してみました。 ベクター="目的の遺伝子を別の細胞の運び込む"ための運び屋。細胞質のDNAのプラスミドが使われ、ウィルス・細菌・酵母等から開発されている。 プラスミド =細胞内で複製され、娘細胞に分配される染色体以外のDNA分子の総称。 制限酵素=DNAを切り離すもの。特定の塩基配列の所でDNAを切る能力を有する。プラスミドのDNAも目的とする遺伝子のDNAも、同じ特定の部位で切断できる、。 連結酵素=同じ切り口であれば、それを見つけて両者をくっ付けて修復する能力を有する。 方法=制限酵素で目的とする遺伝子のDNAとプラスミドのDNAとを切断。制限酵素で両者を連結して、目的とするプラスミドDNAを作成。これを生物細胞の中に入れて、DNAを取り込ませる。大腸菌の場合は、塩化カルシウム溶液中に大腸菌とプラスミドを混ぜるだけ。植物の場合はもっと複雑でアグロバクテリウムなどを使う。