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何かの民話か落語だと思うのですが、何をしても笑わない姫様がいて、殿様だ
何かの民話か落語だと思うのですが、何をしても笑わない姫様がいて、殿様だか王様が、娘を笑わせたものに娘をやろう、とかおふれをだして、----。というのがあったのですが、この話の出典は何ですか。また結末はどうですか。
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多分「絵姿女房」と思われます。 物語の内容 ある村に一人の若者がいました。その若者のお嫁さんが物凄い美人で、もう若者はデレデレ。畑仕事にも出ないで毎日お嫁さんの顔ばかり見て過ごすものですから、お嫁さんも困り果て、自分で紙に似顔絵を書いて若者に渡し、「これを私と思って仕事においでなさいな」と言います。若者は大喜びで、畑に持っていきますが、少し働いては紙をジーッ、また働いてはジーッと見てニヤニヤするのを繰り返すばかり、ちっとも仕事がはかどりません。ところがある時強い風が吹き、お嫁さんの絵が飛ばされ、お殿様のいるお城にまで流されていきます。その似顔絵を見たお殿様は「おふれ」を出し、このものを探し出せ、わしの嫁ごにすると言い出します。結局お嫁さんは見つかってしまいお城に無理矢理連れていかれますが、お嫁さんは去り際に「この桃の種を撒いて育ててください。そして3年後にお城に売りに来てください」と若者に告げます。若者はうなだれながらも、お嫁さんの言った通り種を植え、3年後には桃が見事に実をならします。その桃をしょいカゴに入れて若者はお城に向かいます。一方、お城ではこのお嫁さんが来てから一向に笑わないので、お殿様は大弱り。「笑わせた者には褒美をとらす」という「おふれ」を出しますが、誰が何をしても笑わない。そこに若者が「桃はいらんかね~桃はいらんかね~」と大声を出しながらお城に差し掛かります。すると、それを聞いたお嫁さんは急に大声で笑い始めます。お殿様は桃売り(若者)を城に入れ、「奥方の前でやって見せい」と言います。若者はまた「桃はいらんかね~桃はいらんかね~」を始めました。お嫁さんはますます笑います。羨ましくなったお殿様は「これ桃売り。わしとそなたの着物を取り替えろ」と命令し、若者はお殿様の姿に、お殿様は桃売りの姿になり、「桃はいらんかね~」とお嫁さんの前でやって見せます。お嫁さんはもう笑いが止まりません。気を良くしたお殿様はそのままの姿でお城を出て行き、お城の周りを「桃はいらんかね~」と言いながら一周して門の所に帰ってきます。そして門番に「これ門番、門を開けい!」と命令しますが、門番に「何を言うか!この桃売りめが!」と言われて、散々叩かれ、追い出されてしまいました。結局、若者はお殿様になり、お嫁さんと再開。お殿様はお百姓さんになり、似顔絵のお嫁さんの顔を見て毎日を暮らしましたとさ。めでたしえでたし。 違うかなぁ?これが出典の様な気がしますが・・・
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- umaimonhaumai
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グリム童話「金のがちょう」では? ↓あらすじ http://www.nhk.or.jp/kokugo23/05/story.html グリム童話では弟の名前はハンスとなっています。
お礼
ありがとうございます。とても役立つサイトを教えていただき勉強になりました。
- sunicof
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「笑わないお姫様」という名前の童話があるそうです。 私は読んだことがないのでわかりませんが・・・ あと、グリム童話の 「金のがちょう」 も笑わないお姫様がいて、王様が・・ というストーリーです。 もしかして日本のお話で とのご質問だったら まったく見当違いで申し訳ないです。
お礼
ありがとうございます。金のがちょう、という話だったとは。日本のものだと思っていたので意外です。
お礼
とても丁寧なお話ありがとうございます。これは、落語なのですか、それとも民話か、作者のあるものか、題名などあるのでしょうか。とにかく、とても勉強になりました。