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需要の価格弾力性を定義せよ。

需要の価格弾力性を定義せよ。 というレポートが経済学の講義で出題されたんですが、意味がわかりません。 定義について教えていただければうれしいです。 参考文献等だけでも大変ありがたいのでよろしくお願いします。

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noname#136628
noname#136628
回答No.2

需要の価格弾力性は、価格の変化によって、需要される財の量がどうように変化するかを示す数値(0から無限で表される)です。 ある財は、価格変化に無反応であったり、またある財は過敏に反応します。前者の例は、たとえば、インシュリンです。糖尿病患者にとって、インシュリンはいくら値段が高くなっても必要な財でしょう。つまり、価格の変化にインシュリンの需要は無反応だということになります。後者の例は、たとえば、ミドリ色のマーカー(ホワイトボードで使うペン)。お店に行くと、たくさんの色のマーカーを売っています。その中で、ミドリ色だけが値上がりした場合、(ほとんどの)消費者は他のミドリ以外の色のマーカーを購入するでしょう。つまり、ミドリ色のマーカーに対する需要は、価格変化に非常に敏感だということになります。前者の弾力性は、ほぼ0になり、後者のそれはとても大きくなります。そして、ほとんどの財はこの二つの例の中間あたりの弾力性になります。 需要の価格弾力性を定義するには、一段落目の言葉による説明を数式に変換する必要があります。価格が変化するときに、需要量がどのように変化するのかを知りたいので、 需要の価格変化 =需要の変化量 / 価格の変化量 と考えられます。変化量は%で表します。 (この定義の厳密さは、使っている教科書と先生によります。厳密さを求める先生であれば、微分を使って定義される場合もあるので、確認してみてください。) ただ、価格の弾力性は対象とする財をどのように“定義”するかにより変わってきます。 たとえば、「代替財のありなし」、「必需品か嗜好品か」、「時間軸による定義」など他にもあります。これは、教科書を読んで理解し、レポートにまとめる必要があると思います。 ネットで「価格の弾力性」で検索すると参考になるページはたくさんあります。 価格の弾力性はミクロ経済学の基礎なので、どのミクロ経済学の教科書にも必ず登場します。 おすすめは、マンキュー入門経済学がいいと思います。 がんばってください。

decopon01
質問者

お礼

ありがとうございます!おかげさまですすみました。自分でもさらに深くまでやろうと思います!

その他の回答 (2)

  • aokisika
  • ベストアンサー率57% (1042/1811)
回答No.3

ミクロ経済学の基本ですからね。

参考URL:
http://www.excite.co.jp/ism/product/ASIN_4502658308/
decopon01
質問者

お礼

ありがとうございます。参考にさせていただきます!

  • gamma_gtp
  • ベストアンサー率39% (53/134)
回答No.1

通常、モノの価格が上昇すれば、売れなくなる、つまり需要は減るはずです。 価格が下落した時は、需要は増えるはずです。 さて、ここで「高級ワイン」と「家庭用電力(ガソリンでもよいのですが)」の2つのモノを考えてみます。 ある日、どちらも価格が10倍に上昇したとします。 その結果、どちらも需要は減るはずです。 ですが、どちらの需要が、より多く減るでしょうか? 言い換えれば、どちらの需要のほうが、減らすことがより困難でしょうか。 もちろん、需要が急激により多く減るのは、高級ワインです。 需要がさほど減らない(減らせない)のが、家庭用電力(ないしガソリン)です。 つまり、需要の価格弾力性は、高級ワインの方が大きいということになります。 より詳しくは、マクロ経済学の教科書・入門書で調べてください。

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