ベジタリアンと疑似科学

質問

ベジタリアンと疑似科学

最初に断っておきますが、この質問はベジタリアンの是非を議論するものではありません。

最近、ベジタリアンの人で「人間は草食動物である」と主張している方がいらっしゃることを知り、こういう疑似科学を信じている人がどれくらいいるのか気になっています。

そこでベジタリアンの方に質問なのですが、あなたはこのような疑似科学をどう思われますか？

また、ベジタリアンを含め全ての人に質問なのですが、このような一部のベジタリアンの方だけが主張している疑似科学を他に何かご存じでしょうか？

回答No.3

sunnylife

omnivoreさん、はじめまして。

「人間は草食動物である」の根拠は、人間の歯や内臓の仕組みが
ライオンなどの肉食動物と多少違うからなのですが、
卓上の空論と言ってしまえばそうですね。
人間が草食動物であるかどうかは永遠に解らないと思います。

ただ
「人間は肉や魚を食べていても生きていける」
「人間は肉や魚を食べなくても生きていける」
というのは紛れもない事実ですから、
それはその人の考え方・生き方次第なんでしょうね。
お互いに強制などできません。

ベジタリアンやマクロビオティックが疑似科学か？

ベジタリアンやヨガの愛好家が主張している疑似科学に
「アセンション」とかいうものがありますが、
菜食を始めても実際には多少体質と性格が変わる程度です。
浮遊が可能になるとか異星人とアクセスできるようになるとかいった
「奇跡」を書きたてるのはごくごく一部の人達だけで、
殆どの人はそんな事信じておりませんから安心して下さい（＾＾）

回答No.2

hunaskin

一般論です。

敬虔な仏教徒はベジタリアンですが、ベジタリアンたる為に信心しているわけではありません。が、人道的な立場から肉食を拒否する、という本来のベジタリアンのあり方はそれに近いのかもしれません。

疑似科学めいた主張が何故あるのかについては
ベジタリアニズムに限らず、多数派と言えない信条とかライフスタイルを持つ時に、何かしら支柱になるような思想なり理屈なりが必要なんでしょうね。それが宗教の場合もあるし、科学（と当事者が信じるもの）だったりするんでしょう。

人間が草食動物である、という主張は歯や消化器官の構造に拠ってなされていることが多いようですが、実際に雑食であるという実態を何故無視するのか私にはわかりませんが、
科学と言ってももともとが自分を肯定するための理屈ですから、厳密に科学的な考察をするよりも、信じたい部分や納得しやすい部分（人間の臼歯は植物質擂り潰しに適している、とか）があればそれを受け入れてしまう方が都合が良いんでしょうね。

疑似科学的主張と言うべきかどうか微妙なところですが
ベジタリアンの中には肉食は脳内に快楽物質を分泌させるから不道徳である、というような主張もあるようですね。
何が人類全般における道徳なのかという議論は横に置くとしても、トマトや米を食べても私はかなりの快感を得ることができます。上記のような主張をする人々はそのような食事で快楽を得ることが無いのか知りたいところです。

お礼

ご回答ありがとうございました。

疑似科学的な主張をされるベジタリアンの方がそれをよりどころにしているのではないかという点は同感です。本人が信じている分には構わない気もしますが、こういった明らかに稚拙な疑似科学理論を振りかざす人が居ると、もう少し科学リテラシーの高いベジタリアンの方々は逆に迷惑しているんじゃないだろうかと思ったりもします。

肉食が脳内に快楽物質を分泌させるという主張は初めて知りました。ちょっと調べてみたらアーナンダミドなる何やら聞いたこともない物質で、脳内麻薬らしいですね。検索してみても化学構造も生理作用も見つからないナゾ物質です。まあ、よしんば本当にあったとしても、「運動すると脳内麻薬のアドレナリンが出るから運動するのは止めよう」というのと何ら変わらない主張な訳ですが。

回答No.1

zakire

擬似科学というのはどんなものでしょうか。食材として考えた場合、生産コストとしては、畜産を行うよりも効率において勝るのは明らかでしょう。極端な原理主義に陥らなければ、むしろ好ましいように思いますが。

補足

質問、わかりにくかったですね。

通説では雑食とされる人間を草食とするような説は疑似科学と判断していいと思うのですが、このような説についてどのように思われるか聞きたかったのです。

もちろん、疑似科学ではなく人間は草食動物だと主張されても構いませんし(ただ、その場合は根拠を示していただきたいですが)、またそのような主張をする方とは一線を画した立場からご意見を頂いても構いません。

あと、菜食が畜産より生産コスト面で効率的という点については、「明らか」と言い切れるほど自明のことでは無いと思います。