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特攻隊員に麻薬が投与されていた?
特攻隊員に麻薬が投与されていた? ネット上でよくそのような記事や書き込みを見かけます。 「特攻隊 麻薬」で検索をかけてみると以下の通り 『皆さん知ってましたか?特攻隊って実は上官に麻薬を打たれて突入したんですよ』 『特攻隊のパイロットは麻薬で異常な興奮状態にさせられて、自爆テロに出撃したわけだ』 『よく特攻隊が自爆攻撃できたのは麻薬を服用していたからだといわれますが、これは事実でしょう』 さて、これが事実ならばその根拠となる出典(書籍・一次証言など)を教えていただけないでしょうか。
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故坂井三郎氏の著書零戦の真実に戦後当事の軍尉官と何かの会合 ではなした時 実は坂井さん あの時戦時中は栄養剤と称し ビタミン剤と一緒にヒロポンも投与してましたと言うお話があり 坂井氏曰くどうりで、体はやせてきても、みょうに元気だけはあったな 搭乗員は戦争終了まで生き残れ無い所詮 使い捨てだったのだろう 言うページがありました。 坂井氏は特攻隊でも無いし、戦闘機搭乗員です ヒロポンは当事新聞等でも、宣伝しており、今のリポD見たいな感覚だった と思います
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- KITAIKKI
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太平洋戦争時日本は幾多の島々で玉砕戦闘を繰り広げましたが、そこで戦った米海兵隊の戦闘記録に共通のトピックスがありました。それは玉砕した日本軍兵士たちの全ての体から、異様なほどのアルコール臭がしていたということです。 戦闘後日本軍の拠点や司令部などを調査した海兵隊は、そこに膨大な数の一升瓶やビール瓶の空き瓶を発見しています。つまり陸上戦においても、死を覚悟した最後の戦闘に際しては平常心ではいられなかったということです。 あなたが今回の疑問に関して「一次資料」に強くこだわっており、回答された皆さんへ出典や資料の不備について不満を述べておられますが、それなりに時間と手間をかけた回答へのお礼としては、思慮に欠けたものではないかと思います。 それほど「一次資料」にこだわるのであれば、それなりに真面目に自分の疑問と向き合う姿勢を生かして、ご自分で精査されればいいのではないでしょうか。情報を目にされたサイトへ直接質問できるのであれば、そこへの質問がまず最優先されるべきです。 あなたのお礼文を読むとまずは結論ありきで、それにそぐわない回答なり資料などを提示されても、どうしても認めたくないという感情が優先されるように見受けます。もしそうであるならば、今回の質問は「ためにする」質問ということで、回答者の方々の労力は無駄骨だったということになります。あなたのお礼文を読む限り、そのような印象を抱かざるを得ません。 終戦後今に至るまで、日本ではあの戦争は悪だったという風潮が蔓延していますので、戦争に従事せざるを得なかった方々もいまだに肩身の狭い思いをしておられます。しかし特攻隊員はちょっと違った扱いを受けているのが現実です。 つまり「国のためにあたら若い命を散らせた」的な情緒的な扱いに代表される特攻隊員讃美です。国のために命を奪われた人々は膨大な数に昇りますが、なぜか特攻隊員は別格的な扱いを受けています。 そのような美化されているといってもいいくらいの特別扱いをされている(鹿児島の特攻会館の存在がその実情をよく表しています)特攻隊員が、麻薬を投与して(あるいは、投与されて)出撃していったということを、現実として認めがたいということは心情的には良く分かります。 結局どのような資料を基に回答したとしても、あなたを満足させることは絶対に出来ないだろうと思われます。伝聞が資料として成り立たないといわれますが、「一次資料」としてふさわしそうな戦闘記録にしても、所詮は各方面の戦闘報告をまとめただけの伝聞のような性質のものです。当事者への直接インタビューなどがあったにしても、生き残った元特攻隊員は死んでいった仲間たちが、実は麻薬を服用していていたなどとは決していうことはないはずです。(なんて、こんな書き方も到底納得されないでしょう) 隊員たちがいかに崇高な使命感に燃えて死んでいったかを伝えるにはやぶさかではないでしょうが、ネガティブなイメージをあえて世間に伝える役目はそうそう負いたくはないはずです。そういう意味では、希望されている「一次資料」はすでに鬼籍に入った特攻隊員自身に聞くしか方法はないでしょう。 あなたにとっての「一次資料」には、どのようなものが一番ふさわしいと思うのかをまず提示されてはいかがでしょうか。さらには証言者や研究者、調査・研究機関、そして調査・研究された時代背景や年代そのものにたいしても、それなりのあなたのこだわりがあるのでしたら、それも提示されれば如何でしょうか。もっともそこまで分かっているのなら、ご自分でやるほうが速いですよね。 今回の疑問に関してはまず元特攻隊員だった方たちや軍関係者の証言・回顧録などが常識的にいえばあなたのいう「一次資料」ということになるのでしょうか?もしそうだとしても、これには前述した理由により、不確実性や思い込み、かつ意図的な情報操作とでもいえる恣意的な面が往々にしてあります。 ですから「二次資料」「三次資料」と続くことによって、「一次資料」の内容の裏づけや新たな資料の補足で全体の信用度のグレードアップを図ることが出来ます。「一次資料」にこだわるあまり、その後に現れた新事実や「一次資料」の間違った部分に眼を向けないという、本来なら避けられたはずのミスが生まれるという可能性もあります。 #6で回答された回答者の方のが、個人的には今回の疑問にふさわしい「第一級資料」を使った回答だと思います。あなたの質問自体は非常に興味をそそられる内容でしたので、私も実は同じような方向性の回答を出そうとしていたのですが、資料を漁っている間に#6さんの回答が出ていました。 早まって回答していたらいい恥をかいていたと、冷や汗を流したほど良い回答だと思いますよ。
お礼
指摘回答ありがとうございます
- isa-98
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>ウィキペディアは誰でも編集に参加できるので、いま私がなんの根拠もなく書きかえることだってできるのです だからと言って、間違っているとは判断出来ないはずです。 間違いだとまるで証明出来ていません。 質問内容には経口投与も投与経路すらまるで考査に入っていません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B3%A8%E5%B0%84#.E6.8A.95.E4.B8.8E.E7.B5.8C.E8.B7.AF.E3.81.AB.E3.82.88.E3.82.8B.E5.88.86.E9.A1.9E これは教えるだけ無意味だと思います。
お礼
指摘回答ありがとうございます
- Ganymede
- ベストアンサー率44% (377/839)
厚生省薬務局長・慶松一郎が、「覚醒剤でございますが、これは大体戰争中に陸軍、海軍で使つておりましたのは、すべて錠剤でございまして、飛行機乗りとか、」「兵隊に飲ましておりましたのはすべて錠剤でございまして」と国会答弁しています。 参院予算委員会1949年11月30日 http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangiin/006/0514/00611300514010a.html 〔引用開始〕 ○井上なつゑ君 ちよつと厚生省の薬務局長さんに伺いたいのですが、実はこの頃浮浪者の少年の中で問題に可なりなつておりましたヒロポンでございますが、これは厚生省と大蔵省に伺わなくちやならんかと思うのでございますが、伺いますところによりますと、ヒロポンは製造上大変抑圧しておるように伺いますが、戰争中にヒロポンが可なり多く用いられて、それが貯蔵されておつたというような話を聞いたのでございますが、これは厚生省としてどういうように譲受けになりましたか。又それは大蔵省の国有財産の一部として拂出しになつたのでございますか。その点明らかにして頂きたいと思います。実は製造を禁止いたしましても、この頃子供一人を掴まえると、四十本、五十本打つておるので、何処からか流れ出しておるのではないかという懸念がございますので、このことにつきまして厚生省並びに大蔵省から承りたいと思います。 ○説明員(慶松一郎君) 只今お話になりました覚醒剤でございますが、これは大体戰争中に陸軍、海軍で使つておりましたのは、すべて錠剤でございまして、飛行機乗りとか、或いは軍需工場、軍の工廠等におきまして工員に飲ましておりましたもの、或いは兵隊に飲ましておりましたのはすべて錠剤でございまして、今日問題になつておりますような注射薬は殆んど当時なかつたと私は記憶いたしております。そうしてその終戰当時ございましたそれらの薬は、外の医薬品、或いは衛生材料と同様に、占領軍当局、進駐軍当局から厚生省に渡されまして、そうして外の薬と同じような方法によりまして各都道府県に配給いたしたと存じております。併し私、当時から全体の薬の配給等に関係いたしておりましたが、当時におきましては余りそのことが問題になつておりませんでしたので、果してどういうふうに配給されたか、ちよつと今分らないと思います。併しいすれにいたしましても、今日問題になつておりました製薬は当時殆んどなかつたということが言えると思います。 〔引用終り〕 成分は主にメタンフェタミンです。下記のサイトは小山なつ・滋賀医科大学准教授(http://www.shiga-med.ac.jp/~hqphysi1/)によるものです。 痛みと鎮痛の基礎知識 - 薬物依存、依存性薬物 http://www.shiga-med.ac.jp/~koyama/analgesia/subs-dependence.html 〔引用開始〕 ○メタンフェタミン Methamphetamine 〔中略〕 第二次世界大戦中は、日本のみならずアメリカ、イギリス、ドイツなどで使われていた。 日本では1941年に「ヒロポン(大日本製薬)」として販売が開始されると、政府が軍需工場の作業員に配布したり、夜間の監視任務を負った戦闘員に使用させていた。夜間戦闘機の搭乗員に、「夜間視力向上用」として渡した場合もあった。---吶喊錠・突撃錠・猫目錠である。大戦末期には、特攻隊向けにも使われ、ヒロポンにお茶の粉末を混ぜたものが出陣の前に「特攻錠」として支給された。 〔引用終り〕 下記の本にも詳しく載っています。 佐藤哲彦 『覚醒剤の社会史―ドラッグ・ディスコース・統治技術』、東信堂、2006年。 http://www.amazon.co.jp/dp/4887136714/
お礼
ありがとございます。残念ながら前半の答弁には特攻隊の文字は見受けられませんでした。戦争は勝ってナンボですから、徹夜もヒロポンも何でもありだったとは想像できますが、それでは話が別の方向に行ってしまいます。「特攻錠」のネーミングは「二百三高地髷」や「神風タクシー」のような類でしょうか。ご紹介の書籍は地元の図書館にありましたので、一次資料が含まれているか、さっそく読んでみます。 ※繰り返しになりますが、回答してくださる方は一次資料の提示をお願いします。
補足
戦時中=暗黒時代の象徴として特攻隊・ヒロポンのヨタ話が広まったとしか私には読めませんでした。同じ著者の『麻薬とはなにか』も読みましたが「~といわれている」という伝聞のみだったのが残念です
- PENPENMAKKY
- ベストアンサー率17% (344/1984)
ヒロポンチョコという物が航空食の一つにあります。ですが、これは特攻隊員限定の食い物では無く、搭乗員が疲れた時に食べるチョコです。 質問者もお気付きだと思いますが、ヒロポンが有害と分かったのは戦後の話しで、戦時中は疲労回復薬という認識です。現在でも医師が処方するならば覚醒剤は使えます。
お礼
ありがとうございます。
- at9_am
- ベストアンサー率40% (1540/3760)
> さて、これが事実ならばその根拠となる出典(書籍・一次証言など)を教えていただけないでしょうか。 多分、デマじゃないかな? と思います。 質問者氏が飛行機に乗る機会があったら、搭乗前にお酒を飲んでみてください。飛び立った後に酔いが急に普段にも増して回ってきます。これは時間がたったからお酒が回ってきたわけではなく、単に気圧が下がったから毛細血管が開いてお酒がまわっているだけです。 基本的に覚せい剤も、血中にあるものが回ることによって効果が表れる種類の薬品ですから、気圧の調整などほとんど期待できない当時の戦闘機や爆撃機では、覚せい剤を使用したまま乗れば上空でラリってしまって飛ばすことすら覚束なくなってしまうかもしれません。 したがって、薬理的な問題から、デマの類だと判断しています。
お礼
ありがとうございます。
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
国がそんなことをした証拠がこのような掲示板で暴露されるわかがないでしょうw ヒロポンの取り締まりは軍需工場で働いていた近所のおっさんがやられるのを目撃したのだから憶測や噂じゃないぞ
お礼
ありがとうございます。そりゃ兵隊だって使っていたのでしょう、私の父だって薬局で買い受験勉強に使用していたくらいですから。しかし私はそんなことを訊いているのではありません。ヒロポンでも何でもいいです、「特攻隊員に」薬物を打って出撃させた、という根拠をお示しいただきたいのです。噂や伝聞でしたら結構です、証拠のない回答は勝手ながらご遠慮願います。
補足
書き忘れましたが、ヒロポンの取り締まり(覚せい剤取締法)は昭和26年からだそうです。ありがとうございました。
- マサ(@masa-u)
- ベストアンサー率25% (1202/4669)
その話は「麻薬」ではなく「覚せい剤」です。 ウィキペティアの「覚醒剤」で「歴史」の部分に特攻隊員が覚醒剤を使っていたという記述があります。
お礼
ありがとうございます。しかしその記事にも出典がありません。ウィキペディアは誰でも編集に参加できるので、いま私がなんの根拠もなく書きかえることだってできるのです
- debukuro
- ベストアンサー率19% (3634/18947)
戦争中は兵士だけではなく軍需産業に携わる人にもヒロポンを使用させていたようで戦争が終わっても残っていたヒロポンが闇で出回っていたようです ヒロポンは疲れと恐怖心を抑制する興奮剤です ヒロポン中毒患者のことをポン中と呼んでいましたが国が支給した薬品なのであまり厳しく取り締まることは出来なかったようで警官はヒロポンを取り上げる程度でした
お礼
お願いがあります。 「~のようです」、「ネットにこう書いてあります」という回答ではなく 具体的な根拠となる証拠や証言が知りたいのです。 ありがとうございます。
補足
ありがとうございました。勉強になりました。
お礼
ありがとうございます。