日本軍の特攻隊の種類を教えて下さい。

質問

最近太平洋戦争についての本を読んでいます。
またこちらでは太平洋戦争についての質問をさせて頂いております。

日本軍が弱体化した頃から特別攻撃隊が編成され実戦に向かわされたと思っています。
わかりやすいところでは零戦に多量の爆薬を積んでの特攻作戦ですが、
その他にどのような特別攻撃隊があったのでしょうか。

沖縄戦では自爆テロのような自身で敵軍に突入した話も聞かれます。

それ以外にどのようなタイプの特攻や戦法が考えられていたのでしょうか。
零戦以外の航空機、潜水艦など教えて頂ければと思います。
特攻機の種類、戦法など細かく知りたいと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

回答No.3

雪中庵（@psytex） · ベストアンサー

航空特攻も、零戦だけでなく、攻撃機や練習機、双発機、
はては木製骨組みに布を張った翼にブリキの胴体の特攻
専用機「剣」といったものまでありました。
剣に至っては、貴重なゴム（南方の天然ゴムが入らなく
なったから）を大事にして、離陸と同時に車輪を投下し
て再利用しました（車輪は再利用してもパイロットは
使い捨て、ていう）。

日本軍の自慢の無航跡の酸素魚雷の真ん中に人が乗る
スペースを設けて、人力で誘導する人間魚雷「回天」の
他にも、最初は魚雷発射装置を考えていたが上手くいかず、
爆薬を積んだ特攻用に改造された（終戦間際に本土決戦用
に量産（2百数十隻）された）「海龍」もあります。

爆薬を積んだモーターボートの「震洋」や、棒の先に機雷を
つけて潜水服で潜って敵艦の底を突く「伏龍」（目の前で
爆発するのかよ！＜もはや兵器の形を成していない人間その
ものだし）もありました。
名前はついていないものの、地雷や爆薬を抱えて敵戦車の下
に飛び込む特攻もありました（沖縄の少年兵で有名）。
そうそう、世界最大の戦艦・大和の片道特攻（沖縄の浜に乗
り上げて砲台として使おうとした＜爆撃の標的にしかならん）
も「特攻」でした。

お礼

戦艦大和の片道特攻を初めて知りました。
人間というのは究極の状況では何を考えるか分からないものですね。
非常に驚きました。
回答大変有難うございました。

回答No.4

mm058114

特別攻撃隊＝体当たりではありません。

名前の通り、特別な攻撃隊です。
100％の死を意味するだけの攻撃ではありません。

真珠湾攻撃の雷撃隊の97艦攻も、作戦区分名は『特別攻撃隊』です。
また、同じく真珠湾攻撃の甲標的も『特別攻撃隊』です。
その母艦潜水艦も（イ16イ18イ20イ22イ24）の５隻も『特別攻撃隊』
その後の甲標的のシドニー、マダガスカル、ガダルカナルも『特別攻撃隊』です。

いずれも、生還方法がちゃんと計画されていました。

お礼

特攻作戦という言葉からどうしても帰還しない攻撃隊のことを想像していました。
特別攻撃隊とはそれぞれの作戦・任務において「特別攻撃をする隊」という総称なのですね。
大変勉強になりました。
回答有難うございました。

回答No.2

bardfish

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%B9%E5%88%A5%E6%94%BB%E6%92%83%E9%9A%8A

漫画作品や、小説及びそれらを原作としたアニメ映像作品があります。
有名ドコロでは漫画家の松本零士、新谷かおる。小説の荒巻義雄、伊吹秀明等々…

「映像の世紀」というNHKで放送された番組も見てみるといいかもしれません。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%A0%E5%83%8F%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%B4%80

お礼

映像の世紀の内容（Wikipedia）を拝見したところ、全編とても興味のあるものばかりでした。ぜひ探してみたいと思います。
回答大変有難うございました。

回答No.1

trytobe

特攻兵器:人間魚雷「回天」人間爆弾「桜花」特攻艇「震洋」マルレ；鳥飼行博研究室
http://www.geocities.jp/torikai007/1945/kaiten.html

魚雷に探知センサーをつけるわけではなく、人間が操縦して戦艦の底に穴をあけるべく爆発する人間魚雷「回転」（水中なので水面に出ないと水圧で出られない）

ゼロ戦で特攻するのではなく、別の飛行機からミサイルとして発射されて目標まで操縦していく人間爆弾「桜花」

ゼロ戦が空からなら、海から突撃するけど狙いは小さい木造モーターボート特攻艇「震洋」

お礼

「桜花」の存在は初めて知りました。
詳しくサイトのご紹介も大変感謝いたします。
回答有難うございました。