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アール・ヌーボーとアール・デコ

アール・ヌーボーとアール・デコはどういう時代で、どう違うのでしょうか? また、それぞれを代表するデザイナーは誰で、その特徴はなんでしょうか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • alchera
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回答No.2

昨日も回答しかけて、途中であまりにも長くなっているいることに気付き、断念しました……。 このテーマは本一冊分になるでしょう。 ここは一発、主観と独断で短くいきましょう。 ヌーボーは、訳せば「新しい芸術」といわれるように、それまでの伝統的な様式の殻を破ろうとする、独自性・斬新さを全面に出したデザイン様式。 またそれまでの芸術は王侯貴族を初めとする社会の最上部の富裕層限定のものだったが、ヌーボーあたりから大富豪ではない「富裕層」レベルでも所有したり楽しむことが出来るようになった。 ヌーボーがとりわけ前面に出た分野にアクセサリ・ガラス・家具・建築などが上げられるが、たとえばアクセサリの分野ではそれまで当然だった宝石による造型から、貴石・七宝・角などの比較的安価な材料を使い、アクセサリとしての価値を「財産」から「デザイン」に移行させた。そういう点がヌーボーが急速に人気を得た理由の一つといえるだろう。 ヌーボーの後に登場したデコは、ある種の「反動」であったヌーボーよりも穏やかな傾向のものになった。 ヌーボーの曲線主体のデザインから、以前の様式主義の流れを汲むデザイン。それはより直線的になり、幾何学模様も主たるデザインとして挙がる。その背後には合理性と工業化を求める時代の精神がある。 デザインは一夜にして変わるという性質のものではないが、デコを決定付けたのは1925年のその名もアールデコ博(エクスポズィスィオン・アンテルナシオナール・デザール・デコラティフ・ゼ・タンダストリエル・モデルヌ……すまん、どうしてもこれを書きたかった(^_^;)注・読みは適当)で、その中の作品は芸術と工業に片足ずつを置いて作られた、製品として作られてゆくようになるデザインの流れの源泉だった。 というわけで、 ガラス分野ではヌーボー=ガレ、デコ=ラリックが双璧、 建築分野ではヌーボー=オルタ、ギマール、(スペイン・モデルニスモの流れとして)ガウディ、 デコ=……思いつかないなー。建物としてはクライスラービル、内部装飾の部分で東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)など。 以上!ああ……なんか内容が全然足りない……。 (この内容は主観に基づいており、質問者もその点をお含み置きください)

その他の回答 (1)

noname#4932
noname#4932
回答No.1

私の乏しい知識の中で、アール・ヌーボーとアール・デコというものを、この限られたスペースでうまく説明することは出来そうにありませんので、取り合えず建築物関係のURLをあげさせて頂きます。 http://www.appleworld.com/kenchiku/artdeco/artdeco1.html http://www.appleworld.com/kenchiku/artnouveau/artnouveau1.html ただ私がアール・ヌーボーと聞いて思い浮かべるのはガレやドーム等のガラス工芸品や、クリムトの絵画等、またアール・デコといえばエルテの絵画などでしょうか。

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