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チューバの譜面をコントラバスに書き換えるとき
チューバの譜面をコントラバスに書き換えるとき どういう風に書き換えればいいのでしょうか? 僕はオーケストラ部の高校生なのですが、くじ引きで適当に決まったチームでアンサンブルをしよう、という企画があります。 それで、弦と木管と金管のメンバーが混じってしまい、本番まで時間がないので、近くにあった金管五重奏の譜面を使う事にしました。 そこで、チューバのパートをコントラバスに書き換えたいのですが・・・ ポイントなどがありましたらお願いします_ _ (僕は全くと言っていいほど音楽についての知識が無いので、なるべく細かくお願いします。)
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- pelorat
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コントラバスは実際の音よりオクターブ高く記譜されています。それに対し、チューバは記譜された音と実際の音が一致する実音表記が一般的(※)です。このため、チューバの譜面をそのまま演奏してしまうと作曲者(編曲者)の意図よりオクターブ下の音が出てしまいます。 単純な解決方法としては、譜面を1オクターブ上に書くこととなります。ただし、金管五重奏のチューバというのは弦楽四重奏のチェロのポジションに近く、通常の管弦楽ではC管、B♭管を吹いている奏者も、F管、E♭管を使用したりするほどです。このように高い音域を要求されることが多い金管5重奏のチューバの譜面をオクターブ上げるわけですから、コントラバスらしい音というものは犠牲になってしまいます。あまりにも無理があれば、適宜オクターブ下げて、つまり元譜どおり演奏したほうがよいかもしれません。また、No.1さんのおっしゃっているピッチカートも演奏効果を上げる手段として有効だと思います。 ※最近管楽アンサンブルの出版が盛んなオランダ等、ヨーロッパの出版では「in B♭」「in E♭」と記載されたチューバの移調譜がト音やヘ音で複数同梱されている場合があります。音域の関係で多少の違いはあるかもしれませんが、どの譜面も同じ音を表しています。この場合は「in C」と記載、もしくは特に調記載の無いヘ音の譜面を使用して(上の処理をして)ください。
- gldfish
- ベストアンサー率41% (2895/6955)
チューバ→コントラバスであれば素人でもそう難しくはないと思います。 in Cで、実際の音よりオクターヴ上で記譜されているという点では同じでしょうから、そのまま演奏すればいいと思いますよ。 あとは大きな違いは、ピチカート(弦を弾く奏法)ですね。曲を聴いて(あるいは演奏してみて)、ここはピチカートの方が効果的なのではないかと思うところはピチカート奏法にしてみるのもいいと思います。(ピチカート指示はpizz、そこから弓に戻す時はarcoと記します。) 必要ならダウンボウとアップボウの指示もあればなお良いと思います。 まぁ大まかにはそれくらいです。 ダウンボウ・アップボウについてはこちら等でご確認を。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0 実際のコントラバスの楽譜を確認しながら学んだ方がより把握し易いと思いますよ。
お礼
そのままでいいんですね; もっと楽器について学ぼうと思います・・・^^; ピッチカートと弓順ですか、なるほど・・・。 わかりやすい回答、どうもありがとうございました_ _
お礼
回答、ありがとうございます_ _ とても細かくわかりやすかったので、理解できました。 コントラバスらしい音・・・・確かに低いほうの音のが僕も好きです。 ありがとうございました。