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統計的検定の進め方で、nの使い分け
統計的検定の進め方で、nの使い分け いつも大変お世話になります 私の認識ですと nが100以上 →Z検定 nが100未満 →Z検定(母分散既知) 、T検定(母分散未知) でつかいわけているのですが、 インターネット上でnが30以上または未満で使い分ける資料が確認されます。 http://www.tamagaki.com/math/Statistics603.html どちらが正しいのでしょうか・ ちなみに、nが30以上または未満で使い分けるのは母比率の検定と認識しています nが30以上 →Z検定 nが30未満 →F検定 ご回答願います
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自由度が30以上だとt分布は、ほとんど正規分布と変わらないのでn < 30のときにはt分布を使うのが1つの慣習となっているわけです。換言すれば「n <= 30ならどっちでも同じだ」ということです。 > nが30以上または未満で使い分けるのは母比率の検定と認識しています 一概に間違いだとはいえませんが、あまり「nがいくつ以上のときに~」という考え方はしないほうが良いかもしれません。というのも、そういうことを安易に説明している教科書やwebページは誤った教わり方(理解の仕方)をして、いわゆるローカルルールに縛られている人が多いからです(^_^;) 正規分布に近似する方法というのはきちんとあります:http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/lecture/Hiritu/bohiritu-test.html。
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- Tacosan
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「そもそも n ってなんだ」という話はありますが, 要は「n が大きいときには単純な分布で近似できる」というだけですよね. そうすると, 「閾値をいくらに設定するか」というのは実は本質的ではありません. だって, (母分散が未知であれば) 「n ≧ 100 であっても T検定するのがより精密」なわけですから. ということでバッサリ結論: どうでもいい. 数学的に厳密に言えば, 閾値をどう取っても「正しくない」のは事実.