分散分析、回帰分析の交互作用について
分散分析、回帰分析の交互作用について質問させていただきます。
以下、参考書より引用です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
二元配置分散分析の第一要因をU、第二要因をVとするとき、交互作用を以下のように表す。
μ+U_i+V_i
※i,jは、第一要因がi番目の水準のときの目的変数の期待値を,jはは第二要因のときの期待値を表す。
制約条件はΣU_i=0, ΣV_i=0
同じ状況をダミー変数を使って表す。第一の水準のときは0、第二の水準では1とすると、4つの水準での組み合わせのそれぞれについて、ダミー変数を使った表し方と分散分析的な表現は
β_0 と μ-U_2-V_2
β_0+β_1 と μ+U_2-V_2
β_0+β_2 と μ-U_2+V_2
β_0+β_1+β_2 と μ+U_2+V_2
それぞれ等しいとすると、
U_2=(β_1)/2
V_2=(β_2)/2
μ=β_0+(β_1)/2+(β_2)/2
要因の効果は正負はは同じで、単純に2倍の関係になる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
U_2=(β_1)/2
V_2=(β_2)/2
μ=β_0+(β_1)/2+(β_2)/2
4つの組み合わせから、この上記部分への式変形はどのように導けばよいのでしょうか。
どう理解したら分母に「2」がでてくるのでしょうか。
お忙しいと思いますが、丁寧に解説していただければ幸いです。
よろしくお願いします。
お礼
丁寧な回答を頂きありがとうございました。
補足
わかりやすい回答ありがとうございます。漢字の間違いまで指摘して頂きありがとうございました。交互作用と交絡についての違いが漠然とですが理解できました。この場合知りたかった交互作用は、「分散分析における交互作用」のことでした。 >交絡因子があるということは、交互作用が認められるということに繋がる このことに関して追加で質問させて下さい。この場合の例で考えると、交酪因子を層別にしてみると交互作用が認められる可能性もあるから「交絡因子があるということは、交互作用が認められるということに繋がる」と解釈して良いのでしょうか? >別に前述した例において、必ずしも年齢という因子(変数)が交絡因子であるとみなされるとは限りません(検証する研究主体によって交絡であるかどうかは異なるのです)。 このことに関しても追加で質問させてください。研究によっては年齢を考慮しない場合もあるから、年齢が交酪因子であるとみなされるとは限らないというような理解でよいのでしょうか。 大変丁寧な回答を頂いたのに申し訳ありません。もう少しお付き合い願います。