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ヨーロッパ戦線についてです。 米軍機はヨーロッパ戦線でも無差別に機銃掃
ヨーロッパ戦線についてです。 米軍機はヨーロッパ戦線でも無差別に機銃掃射を行っていたのでしょうか?
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ヨーロッパの空にドイツ空軍機が姿を消した頃の戦争末期なら、そのようなこともあったでしょうが、通常は地上を機銃掃射する必要性があるときに限って行っていました。 兵站ルートや軽設備、兵士、それに輸送トラック群や鉄道機関車などが目標でした。しかし全ての機銃弾を撃ち尽くすことはありませんでした。そんなことになれば基地へ帰投する時点で敵戦闘機とかち合えば大変なことになりますからね。 あとは書くのもむかつきますが、余裕をかましたパイロットたちが遊び半分でやるようなこともままあったようです。 日本でも必要もないのにB29を護衛して日本本土へ飛来した戦闘機などが、田んぼにいる一般人や民家、それに罪もない人間を満載した機関車、漁船などを機銃で掃射している映像を見ることがあります。これらはすべてただの遊びであり無意味な殺戮です。 当時米戦闘機にはすべての機体にガンカメラが備えられていました。これは機銃のトリッガーを押せば自動的にカメラが作動するもので、主に戦闘時の戦果を確認するのが本来の目的でした。しかし戦争が優位に進むにしたがって米パイロットたちは基地へ帰投後、そのガンカメラの映像に映る非戦闘員たちの逃げ惑う様や死んでいく姿を、酒を飲みながら笑って観ていたということです。
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戦時中のドイツを書いた本に、「ドイツの敗戦が濃厚になった1944年頃、米軍戦闘機がラッシュ時の旅客列車を機銃掃射し、近くの民家の塀に今でも、その時の銃弾後が生々しく残っている。」と記述してあったのを覚えています。
- pri_tama
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ドレスデン爆撃では、大量の焼夷弾を投下して建物に火を付け、市民が路上に出て来た所を見計らって、戦闘機による機銃掃射を実施しています。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%87%E3%83%B3%E7%88%86%E6%92%83 まあ、連合軍はヒトラー死後に後を継いでドイツの最高責任者となったデーニッツに対して、直ちに全面降伏しなければ連合軍に占領されたドイツの都市を爆撃(つまり降伏した都市の市民を皆殺しに…。)すると通告したくらいですから、未降伏の都市の無差別機銃掃射など…。 (連合軍も大戦初期には、列車を機銃掃射したパイロットを懲戒処分する位の良識が有ったのですが…。)
無差別に撃ったら味方に当たってしまいます。
お礼
お礼が遅くなりましたが、丁寧にご回答をして頂き有り難うございました。詳しい解説でとても参考になりました。