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モータや変圧器の磁気飽和について

モータや変圧器の磁気飽和について みなさん教えてください。 モータやトランスに過電流が流れると、磁気飽和を起こしインダクタンスが小さくなると参考文献 に書いていました。 何故、「過電流が流れると磁気飽和を起こしてインダクタンスが小さくなる」か分かりません。 みなさん教えて頂けませんか。 お願いします

みんなの回答

  • angkor_h
  • ベストアンサー率35% (551/1557)
回答No.2

インダクタンスとは、電流を流すと磁気を生じ、この磁気の変化が電流の変化を抑える(抵抗のような)働きです…右手/左手の法則をおぼえていますか? 磁気飽和とは、電流の値が大きくなると発生磁気の変化が小さくなる/あるいは変化しなくなる(これを飽和するという)ことで、こうなると電流を抑える効果が小さく、あるいはなくなります。 これが等価的に「インダクタンスが小さくなる(あるいは無くなる)」現象です。 これを超えた場合はインダクタンスはゼロ(近く)になるので、電流に対する抵抗分は巻線抵抗(ほぼゼロ)だけになるため、過大電流が流れて巻線が焼き切れます。 この状態は、トランスでいえば二次側ショート、モータでいえば回転子固定と同じ症状です。

  • tetsumyi
  • ベストアンサー率25% (1948/7539)
回答No.1

考え方が逆で、磁気飽和が起きるので過電流が流れます。 電気の基礎的な部分です。 モータやトランスでは無負荷では掛かった電圧に相当する逆起電力が起きるので損失に相当する少しの電流しか流れませんが、 磁気回路が飽和すれば充分な逆起電力が発生できないのですから過電流となります。 モータやトランスを設計する場合に最初に計算する当然のことです。 100Vのモータやトランスに200Vを掛けると火を噴くことになります。 インダクタンス値が当てはまるのは磁気飽和が起きない範囲でのことです。

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