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外国語について。英語では語順が大事です。ラテン語やサンスクリットでは格
外国語について。英語では語順が大事です。ラテン語やサンスクリットでは格変化があり語順が自由だったと聞きます。日本語は基本はSOVですが語順を変えても意味が通じます。 そこで、外国語で、語順が基本的には格変化がありSOVであり、名詞に性が無く冠詞や単数複数形がある言語を探しています。教えてください。
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条件に一番当てはまるのは、ハンガリー語でしょう。 ただ、語順が自由すぎて基本SOVが多いですが他の語順も多い。 複数形もありますが、数詞があるときは、複数形にしません。 数詞がつかない不定のときに複数形にします。 質問文で語順と格変化は、関連はありますが、性数と冠詞は、なぜ からめて限定するのか意味がわからないですが。 また、冠詞ありでも、定冠詞・不定冠詞両方ありと定冠詞のみあり があります。また、定形語尾ともいう後置定冠詞も含むかなど。 さらに、フランス語・イタリア語には不加算名詞用の部分冠詞も あります。 冠詞が発達した言語は、格変化が簡略化する傾向にはあります。 ラテン語子孫は、ほぼ格変化がなくなってますし、ブルガリア語や マケドニア語では、後置定冠詞とともに、格変化が簡略化してます。 ラテン語やサンスクリットの大元のインド・ヨーロッパ語族は、名詞 に3つの文法性・格変化がありました。冠詞は、なかったのですが、 古いギリシャ語で定冠詞が生まれ、ラテン語・ゲルマン語の子孫で発達 したようです。アイスランド語では、後置の定冠詞、不定冠詞なしです。 ルーマニア語を除くラテン語子孫、アイスランド語以外の北欧語では、 2性化が進んでます。インド・イラン語派でも2性化が多いようです。 その中でも文法性がほぼなくなったといえるのが英語・ペルシア語です。 この2言語、格変化もほぼなくなってます。 ハンガリー語ですが、ウラル語族で、非印欧語族です。文法性は元々は なかったようです。冠詞は、ドイツ語の影響で発達したのかもしれません。 ほかに印欧語以外で冠詞があるのは、セム語族アラビア語・ヘブライ語 あたりのようですが、定冠詞だけで、不定冠詞はありません。 なお、ハンガリー語に文法性がないからといって簡単に英語と冠詞用法が 比較はできません。目的語が定冠詞か不定冠詞かによって動詞の活用が 変化します。ハンガリー語は、英語より格段に複雑な文法です。 面白いことに、英語不定冠詞 a (an) でハンガリー語定冠詞 a (az) です。 (ハンガリー語不定冠詞は egy )
お礼
回答ありがとうございます。調べてみましたがハンガリー語というのは私の質問への回答に近いと思います。色々勉強になりました。英語を頑張ります。