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封建主義
封建主義 ずっと以前から疑問に思っています。 なぜ、このような誤用が起きたのでしょう? わたしには、何の関連もないように思えるのですが・・・ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%81%E5%BB%BA%E4%B8%BB%E7%BE%A9
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私も“以前は疑問に思っていました” でも使用場面も古いやり方や思考方法に対する批判的用語として使ってきましたね。そしてこのWikiでも同じように、それほと学術的とかの根拠性のあるものではないということですね。 どうしてこんな誤用が生まれ、続いてきたか。 その状況などは個人としては、このWikiに書いてあることで納得しておりますが、soramist さんとしてはそうはいかないのですね。でもこれ以上の理由や経緯はないと存じますが。 根拠のない、正確性のない語として私はここ60年は使うことを忌避しております。 皆さんもそうではないかと存じますが。
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- yama3nande
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日本の特殊性と進歩主義者たちの特殊性を理解しないと、この誤用は理解しにくいですね。進歩主義者たちの方程式は、マルクス史観の「原始共産制社会→古代奴隷制社会→中世封建制社会→近代資本主義社会」という発展段階説ですね。問題は、日本の場合、古代といっても奴隷制度といっていいのか、という疑問がつくくらいで、学説によっては日本に古代はなかったという考え方もなりたつくらいです。また古代日本の仕組みというのは中国からの借り物という面が大きく、現在につながっている社会制度や文化という点では、中世以降のものが多いわけです。従って、進歩主義者たちとしても、なにか旧めかしい風習や考え方があったとしても、それは「奴隷時代の遺物だ」とはいいにくいのです。実際、天皇制なんかは古代の産物ですが、それでも天皇を崇拝するなんて封建的だ・・・なんて言い方をします。 勿論、封建制の中身はプラス評価すべきこともたくさんあるのですが、進歩主義者は一切の古めかしいものを否定してしまうので、違和感が生じるのも無理もないことです。ただ、この誤用が広まったということの背景には、進歩主義者だけでなく、「古めかしいものを否定する方がかっこいい」という人が一定の割合で存在したということだと思います。 おそらくこの「古めかしいものを否定する方がかっこいい」というのは日本人の舶来信仰に寄っているのだろうと思います。 しかし、既に日本は世界の中でも最先端をいってしまっていますので、舶来信仰も薄れつつあります。(若者の海外旅行離れが象徴しています)このような人々の意識の変化の中で、封建制の見直しも進むのではないかと思います。
お礼
ご回答有難うございました。
お礼
>このWikiに書いてあることで納得しておりますが、 はい、わたしもほとんど「そう考えるしかないな」と思いかけていたのですが、最後の一ガンバリ(むだな抵抗?)と思って投稿しました。 ご回答有難うございました。