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公立の中学3年の娘から聞いたのですが、
公立の中学3年の娘から聞いたのですが、 美術の授業の先生を芸術家(画家)を呼んでいるので、 この一年間、普段の授業態度と事業中の実技のみで、考査が ないと聞きました。このようなことは、学習指導要領上許されることなのでしょうか?
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- asebi-0806
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学習指導要領については次の通りです。 http://www.mext.go.jp/b_menu/shuppan/sonota/990301c/990301f.htm 定期考査等に関しては各中学校である程度自由に実施できる事であり、同じ地域でも3学期制と2学期制が混在することもあれば、定期考査の回数なども違う事は普通にあります。 考査の内容自体も担当教師によりかなりの差があることも多々あること。 美術や音楽や体育など実技に重きを置いた科目においてはペーパーテストが必ずしも必要と判断されない事もあるでしょう。 実際、自分が昔受けた美術のテスト、また現在我が子が受けているテストの内容を見ても、さして重要な内容とも思えません。 テストの内容自体が半分は実技だったりもします。 授業へのとりくみ、課題の提出状況から判断されるものの方が大きいのは正当な評価だと思います。 得意不得意の顕著な分野ですから、単に絵が下手だから悪い成績しか取れないと言う事はなく、取り組みの姿勢こそが重視されるものだと思います。 私の娘は美術、音楽が得意な子でしたが、美術の課題の提出忘れがあった時などは顕著に成績が落ちましいたし、合唱祭のピアノ伴奏をつとめペーパーテストでもそこそこの点が取れていたのにまったく成績に反映されないという事がありました。 得意な子が上手い、できるのは当たり前という見方もあったのだろうと思います。 せっかく専門家の授業が受けられるという機会は喜ぶべきだと思います。 合う合わない等はあるでしょうけれど、制作や鑑賞の楽しみは現役でやっている人にこそ学べるものだと思います。 通り一遍の事しかしない美術教師の授業よりよほど魅力的なはずですよ。 ご参考まで。
考査の意味がもうひとつはっきりしないですが、課題提出と採点・講評という意味でしょうか? 授業に手を抜いていたとして先生が画家であるのとはあまり関係無いように思います。 私の友人は年一回ぐらいギャラリーで作品を発表して販売もしている美術家でもありますが、授業も工夫して楽しんでやっています。 美術だからといって精神しか教えられないとか、そういう事ではないですよね。 また授業内容は大作家だから優れているとかではないのはTVでやっている、有名な人が出身校などでやる授業の失敗例の多さを視ると感じます。(件の友人も、その手の授業にはよく具体的な批判をしています) 課題作品の結果には重きをおかないという指導は充分あり得ると思うので、その点だけを取り上げて、こだわって、授業中教えている内容に関係なく判断するのは危険だと思います。 「授業態度」の解釈もわかりにくいですが、課題提出さえすれば良いという考え方でないのなら授業時間中の制作に関する評価の比重は、評価の大部分になりそうですね。 うかがった内容からでは適切な授業なのか単なる手抜きなのかどうなのかはわかりません。 私の小中高の記憶では、図画工作・美術でペーパーテストをやったようなおぼえは無いです。 美大入試では国語や英語のテストはありますが美術のペーパーテストは無いです。(芸術学専攻を除く) それと杞憂かもしれませんが、質問からは「芸術家(画家)」にちょっと偏見をおもちなのかなあというような感想を感じました。 正直なところ、芸術、美術が好きで研究している人が美術の先生になるのはむしろ自然で、あるべき姿だと思うのですが。
- tomatine
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すみません。 学習指導要綱には詳しくないので、ご質問の意図と外れてしまうかもしれませんが、 個人的には指導方法としてはよいと思います。 自分の高校時代の美術の授業と比べて考えるとうらやましいです。 美術の知識なんて大人になってからでも興味さえあればいくらでも吸収できますが、 実技や、実際のアーティストの作業、実演を間近で見る機会なんてそうありません。 逆に結果にとらわれず、プロのアーティストの指導を元に、熱心に取り組む学生を 評価するという姿勢は、こと芸術の教育に関していえば正しいと思います。