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「知る」の尊敬語ですが、「先生のお名前は、3年前に〇〇学校で知りました
「知る」の尊敬語ですが、「先生のお名前は、3年前に〇〇学校で知りました。」の「知りました」を、尊敬語に直すと、何になるか分かりません。アドバイスよろしくお願い致します。
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#7です。 #8さんのご意見は確かに一理ありますね。 『>「存じる」や「存じ上げる」は「知る」という行為そのものではなく、 「知っている」という意味のままだと思います。』 とおっしゃるのはその通りと思います。 ただ、「3年前から存じ上げております」という継続の表現をすることによって、結果として「3年前に知った」と同義になるでしょう。 #3さんもお遣いになっていらっしゃいますが、「存じあげる」に拘るのはなぜか、私見にもう少し補足させていただきたいと思います。 #7で、 『つまり、例文における「知る」が必ずしも「聞いて知った」ということにはならないのではないか』 と書きましたが、 有体に述べると、 「先生のお名前は、3年前に〇〇学校で伺いました。」 という物言いが(文法上失礼が無いとはいえ)あるだろうか?ということです。 なぜならば、この文は、 「先生のお名前は、3年前に〇〇学校【という場所】で知りました。」 というニュアンスにならないだろうか。 つまり、(文法的にはどうあれ)敬意を示す内容にはなっていないのではないか、と懸念するからです。 無論、この例文の意図が単に「名前を知った場所を先生に伝えるだけの文」であれば、(敬意を示すという意図ではなく単に)失礼にならないように「伺いました」を使うのも良いでしょう。 尤も、 『「知りました」を、尊敬語に直すと、何になるか』 というご質問の直接の回答にはなっていないかもしれませんね。 『こういった意味を敬意を込めて先生に伝えるにはどのような表現が適切でしょうか』 という意味に勝手に解釈してしまったかもしれません。 しかし、もし実際に stronach さんが、相手の先生に対して(「お名前は以前から知っていました」という)敬意を表したい場合であれば、 「先生のお名前は、3年前に〇〇学校で伺いました。」 という表現はお避けになるほうが無難ではないかと考えます。 つまり、「3年前から存知あげる」という表現の場合は、 「名前を知っていた」という事実を伝えることが眼目ではなく、 「お目にかかるのは初めてですが、以前から私の中で先生は継続的に存在していました。また、それを嬉しく思います」 といったようなニュアンスを伝えることで、本当の敬意を表しようとするものです。
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- boko10cho
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「存じる」や「存じ上げる」の元になった言葉である「存ずる」を、三省堂の 新明解国語辞典(第五版)では、 (1)「その事実を知って(覚えて)いる」意の老人語。 (2)「そのように考える(思う)」意の老人語。 と説明しています。 今の敬語では語尾は変わったものの、意味のほうは変わっておらず、 「存じる」や「存じ上げる」は「知る」という行為そのものではなく、 「知っている」という意味のままだと思います。 「思った」という意味で「存じました」は言いますが、「知りました」という意味での 「存じました」という過去形には違和感があります。 例文の場合は、聞いて知ったのであれば「伺いました」等が、書いてあるものを見て 知ったのであれば「拝見しました」等がいいと思います。
お礼
「知りました」の過去形の「存じました」は違和感ありで、「聞いて知った」場合は、「伺いました」の方が良いという御意見ですね。 アドバイスありがとうございました。
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
#4ですが、「伺う」は「知る」のあくまで一端を示すだけのものではないでしょうか。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn/14684/m1u/%E4%BC%BA%E3%81%86/ つまり、例文における「知る」が必ずしも「聞いて知った」ということにはならないのではないか、ということです。 「先生のお名前は、3年前に〇〇学校で聞きました。」 あるいは、 「先生のお名前は、3年前に〇〇学校で A さんから聞いて知りました。」 などであれば「伺う」としても良いでしょう。 しかし、「知りました」の場合、「(他者から)聞いて知った」とは限らないわけで、 「発表論文などを読んで知った」 「(本人の)講演を聞いて知った」 「噂で知った」 など、様々なパターンが推測できるでしょう。 「先生のお名前は、3年前に〇〇学校で知りました。」 がどういう状況での発言なのか、によっても違ってくるでしょうが、少なくとも「結果として知っている」という意味で「=存じ上げる」するのが妥当ではないかと思います。
お礼
なるほど、「結果として知っている」という意味で、「存じ上げる」が適切になるのですね。アドバイスありがとうございました。
- 莽翁寒岩 一笠一蓑一杖(@krya1998)
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伺いました。
お礼
「伺いました」の方ですね。アドバイスありがとうございました。
- itkijfntug
- ベストアンサー率40% (6/15)
謙譲語の話ですね。 そういうニュアンスのことを現実に言う場合、よほど高貴な人にお目にかかるのでもない限り、私は存じるという言葉は使いません。 ふつうに礼儀をあらわすのに、知るという動詞を使うこと自体、避けると思います。 私なら、普段、 「おっ、私のことを知っているのかね?」 「先生のお名前は、3年前に〇〇学校で伺いました。」 という風にでも言うと思います。 この方が実用的だと思いませんか? 回答になっていませんか? すいません。(*_ _)
お礼
先生の場合は、「伺いました」の方が実用的・・・そう言われてみるとそんな気がしてきました。「存じ上げる」は、もっと高貴な方にお目にかかった場合で、「伺う」は自然体な表現ですね。アドバイスありがとうございました。
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
ちょっと自信はないのですが、 「先生のお名前は、〇〇学校のとき以来3年前から存じ上げております」 というのもありかと。
お礼
「〇〇学校のとき以来3年前から~」の表現がとてもいいと思いました! アドバイスありがとうございました。
- hinode11
- ベストアンサー率55% (2062/3741)
最善の言い方は、 「先生のお名前は、3年前に〇〇学校でお伺いしました。」 ですね。 ちなみに、 「先生のお名前は、以前より存じ上げております。」 です。
お礼
最善の言い方を教えて下さって、どうもありがとうございました!!
「存知上げました」ではないでしょうか。
お礼
「存じ上げます」(現在形)しか知らなかったので、過去形でも使って良いことを確認できて良かったです。アドバイスありがとうございました。
「先生のお名前は、3年前に〇〇学校で【存じ上げました】。」
お礼
「存じ上げる」の使い方ですが、過去形でも使ってOKなのですね! アドバイスありがとうございました。
お礼
日本語は、状況のニュアンスが難しいですね。「伺いました」か「存じ上げました」か、どちらも正しいような気がして迷っているところ、さらに細かく分析してくださってありがとうございました! 『こういった意味を敬意を込めて先生に伝えるにはどのような表現が適切でしょうか』という意味で合っております。 いろいろと考えて下さって、本当にありがとうございました。