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尊敬語と謙譲語
「先生のご意見をお聞きする」の文で お聞きする→謙譲語ですが・・・ (1)ご意見→尊敬語?丁寧語?どちらですか。 お願いします。 あと、「絵がお好きな先生を~」の (2)お好きな→尊敬語?丁寧語?のどちらですか。 あわせてお願いします。
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考え方だけ書きますね。これだけでもわかると思います。 尊敬か謙譲かは、「御」(お、おん、ご)をつけた物や動作が誰のものなのか、と判断することでわかります。 その物や動作が目上の人のものであったら尊敬、自分のものであったら謙譲となりますね。 ・お聞きする→ 私や私たちが動作主体なので謙譲ですね ・ご意見→ 誰の意見でしょう? ・お好きな→ 「好き」の動作の主体は誰でしょう? 丁寧語は上記で判断できないものと考えて構いません。 ・今日はいい「お」天気ですね ・「お」さかなを「お」鍋にいれましょう これらは、誰のものとも、誰が動作主体とも決められせん。 --余談 敬語には「付け足し型」と「言い替え型」があります。 「御」などの接頭語をつけるのが「付け足し型」で、 「聞く」を「うかがう」と別の言い方にするのが「言い替え型」になります。 一般的には言い替えのほうが洗練されています。しかし、「お聞きする」のように「お」を付け足しただけでも謙譲語であることには変わりありません。
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- tsukikage_no
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#3で「動作にかかわりなく、名詞に付くと丁寧」という説明は誤解を招いたようで失礼しました。 「動作にかかわりないかたちで名詞に付いている場合の『お』や『ご』は丁寧」という意味です。 むろん接続する品詞で尊敬や謙譲、丁寧を区別しているわけではありません。 oumasan2さんのご質問の回答は次のようになります。 (1)「先生のご意見をお聞きする」の「ご意見」は先生に対する尊敬表現、「お聞きする」は先生に対する謙譲表現です。 なお、「お聞きする」は「伺う」でも同じでどちらでも謙譲表現です。尊敬表現なら「お聞きになる」になります。 (2)「絵がお好きな先生を~」の「お好きな」は先生に対する尊敬表現です。
- pekomama43
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airgroove2714様、補足を入れていただきありがとうございます。 大変勉強になりました。 自信がないならコメント出すな!と、思わず自分で『突っ込み』いれてしまいました。 また、質問者様には、いい加減な書き込みをしてしまい申し訳ありませんでした。
- airgroove2714
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始めまして。NO,1さんの補足ですが確かに「お聞きする」は謙譲語ではありませんね。これでは先生の意見を聞いている人を敬ってしまいます。聞いている人は「先生」より下の立場になると考えるのが普通でしょう。「伺う」が本来でしょう。(1)はこれだけで考えるなら丁寧語でしょう。意見という名詞を丁寧に言っているのですから。しかし、この場合、意見単体を敬うわけでは無いので、「先生の意見を伺う。」で成立すると思いますが。これだけで先生の意見という語句を敬えるのですから。「先生」そのものも敬えています。(2)もこれだけ考えるなら丁寧語です。好きだという形容動詞を丁寧に言ってるわけですから。ただ、これよりも、敬う対象が明確になる「絵が好きでいらっしゃる先生を~」の方がいい気がします。「先生は絵がお好きだ。」と終止形で終わるなら成立する気はしますが。
- luune21
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#2です。 #3様の「動作にかかわりなく、名詞に付くと丁寧表現」というご回答には語弊があります。 失礼ですが、尊敬語、謙譲語という概念と尊敬、謙譲の接頭語(または接尾語)という概念が厳密に区別なされていないのではないでしょうか。 それらの接頭語は明らかに名詞にもつきます。 尊敬 貴社、御社などの貴、御 他に高、尊、賢など 謙譲 弊社、愚妻などの弊や愚 他に小、粗、拙など ひとえに「お写真」といっても、厳密には尊敬と丁寧(美化)とがあります。 誰が、誰の「もの」や「動作」を、誰に、 話しているかが問題なのです。 「先生のご意見をお聞きする」 の「ご意見」が尊敬なら、 「先生のご本を拝読する」 の「ご本」も尊敬です。 逆に前者が丁寧であれば後者も丁寧でしょう。 接続する品詞で区別するものではないと思います。
- tsukikage_no
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「ご」や「お」が動作をあらわす語に付くと次のようになります。 a)尊敬表現…その動作をする人を敬う 例:ご連絡ください(連絡するという動作をする人を敬う) 例:お待ちになる(待つという動作をする人を敬う) b)謙譲表現…その動作を受ける人を敬う 例:ご連絡する(連絡するという動作を受ける人を敬う) 例:お待ちする(待つという動作を受ける人を敬う) 動作にかかわりなく、名詞に付くと丁寧表現です。 例:「ご飯」「御殿」「お姿」「おトイレ」「姉御」 など。 したがって、(1)の「ご意見」は、先生が「意見する」ことに対して使われているので尊敬表現です。「ご英断」「ご宿泊」などと同類です。 (2)の「お好きな」も連体修飾の形になっているだけで(1)と同じです。先生がお好きでいらっしゃるという意味ですから尊敬表現です。「お気に入りの」「お気軽な」「ご執心の」などと同類です。
- pekomama43
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自信はありませんが・・・ 1)先生のご意見をお聞きする この文章自体おかしいですよ。 「聞く」の謙譲語は「伺う」です(先生のご意見を伺う) また、「ご意見」は「意見」に「ご」を付けることによって、敬意を表してるだけであって「ご意見」という敬語はありません。 2)絵がお好きな先生を~ 「お好きな」・・・これも「お」敬意を表すものですが「お好き」と言う敬語はありません。