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電磁場エネルギーのベクトル演算
電磁場のエネルギー表式(Coulomエネルギーは除く)で Hrad=∫dx(ε0E^2+(1/μ0)(∇×A)・(∇×A) という式にぶつかり、その式の計算で困っています。第2項目はテキストによれば、部分積分と∇・A=0の関係式を使って ∫dx(∇×A)・(∇×A)=∫dx(∂iAi)(∂jAj) になると書かれていますが、サッパリでてきません。一応ベクトル解析の公式 (∇×A)・(∇×A)=(∇・∇)(A・A)-(A・∇)(∇・A) までは分かるのですが、それから先が、、、ちなみにAはベクトルポテンシャルです。どなたか一つご教授していただけないでしょうか。
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noname#108554
回答No.1
たぶん、ならないと思いますが。 添え字をもう一度確認してみてください。おそらく、 ∫dx(∇×A)・(∇×A)=∫dx(∂jAi)(∂jAi) になってると思います。でなければ、問題が間違っているか、 私の計算が間違っているか、です。 方針は、 1.rotAを反対称テンソル形式で書く 2.反対称テンソルの公式を使ってクロネッカーデルタで書き直す 3.GreenかGaussか忘れたけどそのへんのやつを使って表面積分項を消す 4.クーロンゲージを使っているようなのでdivA項を消す 5.もう一度、表面積分項を消すやり方でナブラを移動させる。 以上です。難しいのは「反対称テンソルの公式」だと思いますが、 web上に見つけられなかったので適当な教科書を見るか 2番目の人に聞くか、しましょう。 テンソルを使わなくても出来るはずですが、 せっかく(∂iAi)(∂jAj)という表記を使っていることなので そのほうが慣れれば楽です。
お礼
回答ありがとうございました。ご指摘の通り添え字を間違っていました(^^);。ところでrotAを反対称テンソル形式で書く・・・う~ん、行列形式は知っていますが凄いテクニックがあるのですね。ベクトル解析のテキストは持っていますが、公式が載っていれば見っけもんですね。是非このテクニックを知りたいもんです。 方針の第1段階で躓きそう。喉に引っかかった魚の骨が気になる状態がしばらく続きそう。
補足
何とか力技で仕留めましたのでレポートしておきます。 これで喉に引っかかった魚の骨が取れたような、、、 計算の道具として(1)ベクトル解析の公式と(2)Gaussの定理を使います。 (1)∇×∇×A=∇(∇・A)-∇^2A ∇×A・C=∇(C×A)+A・∇×C ∴∇×A・∇×A=∇(∇×A×A)+A・∇×∇×A (2)∫∇・AdV=∫A・dS・・・空洞の表面積分は周期的境界条件 <計算> ∫dv∇×A・∇×A=∫dv(∇(∇×A×A)+A・∇×∇×A) =∫dS(∇×A×A)+∫dv(A・∇×∇×A) =∫dvA・(∇(∇・A)-∇^2A) ・・・表面積分は0となる =-∫dvA・∇^2A =-[A・∇A]+∫dv∇A・∇A ・・・CoulombGaugeで第1項0 =∫dv(∂iAi∂jAj) 以上。ibm_111さんのアドバイスありがとうございました。