桜と日本人は切っても切り離せないほど、太古の昔から
つながりがあります。
最古の史書である『古事記』『日本書紀』にも桜に関する
記述があり、最古の歌集である『万葉集』にも桜を詠んだ
詩があります。
現代と違って昔は娯楽が少なく、四季折々の情景を愉しん
でいました。
花が咲いたり、月が出ていたり、雨の音で、日本人は詩を
うたうことができたのです。
ほんのちょっとした自然の動きに感動できる心を持って
いました。もののあわれ、ってやつですね。
桜は何もないところに、一瞬で花が咲き誇り、そして大きい。
なんで壮大な美しさなんだ!と思ったら、枯れてします。
このはかなさ、雄大さ、華麗さ、などに多くの日本人が
心を動かされてきました。
それは現代でも同じで、日本人としてのDNAが桜を愛でた
がっているのでしょう。
お礼
愛憎半ば複雑です。