「表現の自由」と「思想の自由」の共存は不可能?
わが国には「表現の自由」と「思想の自由」と言うものが存在します。
その中で例えば、この思想は反社会的で危険だ。禁止する。と言う事があった場合、これは「思想の自由」に反する事と受け止められる時もあります。
しかし、その思想を拒否する思想もあり、それも思想の自由です。結局は、どちらの思想を支持するかの問題で、「禁止する思想」の支持が多ければ、その思想は禁止されます。
これと同じで、表現も言えるでしょうか?
例えば、破廉恥なCMが流された場合、はしたないと思って批判が集まって、そういう類の放送を法律で禁止された。
これは、「表現の自由」に反します。
「思想の自由」では、思想を否定する思想と言うものが存在し、「思想の自由」と言う憲法を保ちながら、思想に制限をかける事は可能ですが、表現を否定する気持ちは、表現ではなく思想の分野で、表現を否定する表現と言うものは存在しないように思います。
つまり、この例で言えば、「思想の自由」を尊重するならば放送は禁止ですし、「表現の自由」を尊重するならば継続と言う事になります。
前置きが長くなってしまいましたが、二つ質問があります。
・「思想」を否定する「思想」と言うものが存在し、それもまた「思想の自由」ですが、「表現の自由」を否定する表現と言うものは存在するでしょうか?
・「思想の自由」と「表現の自由」は同じ憲法に定めるのは矛盾しないか?
答えだけでなく理由も教えてください。
よろしくお願い致します。
お礼
確かにググったらたくさん出てきました! 有難う御座います。