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エンタルピー差の計算とヘスの法則
今、環境計量士(濃度)の資格試験の勉強をしています。 化学から遠ざかっていた期間が長いために思い出せないでいます。 ΔH=(生成物のエンタルピーの総和)-(反応物のエンタルピーの総和) の式があったはずですが、下記の問題には使えません。 反応式を書いてヘスの法則を考えてみれば一目瞭然なのですが、 上記の式を使う場合とそうでない場合(下記の問題)の違いは何でしょうか? 問題は以下です。 1atm、25℃における1-ヘキセンの水素化反応 ・C6H12(l)+H2(g)→C6H14(l) の1mol当たりの反応エンタルピーはいくらか? 1atm、25℃の燃焼エンタルピーは以下のとおりである。 ・C6H12(l)は-4003kJ/mol ・H2(g)は-286kJ/mol ・C6H14(l)は-4163kJ/mol 答えは-4003+4163-286=-126kJ/molです。 生成物-反応物とすると、-4163+(-4003-286)=+126kJ/molとなってしまいます。
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- okormazd
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>生成物-反応物とすると、-4163+(-4003-286)=+126kJ/molとなってしまいます。 どういう計算をしたのか理解しかねるが、 -4163+(-4003-286)=-8452 にならないか。 燃焼熱で考えると、 C6H12(l)+9O2=6CO2+6H2O+4003・・・・(1) H2(g)+1/2O2=H2O+286・・・・・・・・(2) C6H14(l)+19/2O2=6CO2+7H2O+4163・・・(3) から、 C6H12(l)+H2(g)→C6H14(l)+?・・・・(4) ができればいいから、 (1)+(2)-(3)で、(4)になって、?は 4003+286-4163=126kJ/mol になる。 エンタルピーで書けば、 -4003-286+4163=-126kJ/mol
補足
あああ、すいません。間違えました。 正しくは、-4163-(-4003-286)=+126kJ/molです。 付加反応で、二重結合から一重結合になって吸熱になること自体がおかしいので -4003-286+4163=-126kJ/molになることは理解はしたのですが、 ΔH=(生成物のエンタルピーの総和)-(反応物のエンタルピーの総和) の式を使うときはどんな場合でしたでしょうか? この式を使う場合の例題等があれば教えて頂けたら嬉しいです。