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長時間にわたる脂肪酸の利用がもたらす生理学的変化

長時間にわたる脂肪酸の利用がもたらす生理学的変化 有酸素運動で脂肪酸がATP産生に利用されるのはわかるんですが、「長時間にわたる脂肪酸の利用がもたらす生理学的変化を疲労の観点から説明し、また、疲労を軽減する方策も説明しなさい」という課題が出ました。 本やネットで調べてもまったくわからず困っています。誰か教えてください。

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  • 52blz
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回答No.1

うーん。想像を働かせてみますけど、ヒントになるかどうか微妙ですね。 最終的になぜ「疲労」になるかというのが、まず難しいというか 解明されているメカニズムではない気もします。 ちょっと昔なら乳酸が貯まる→疲労でOKだったんですが、 乳酸は疲労の原因ではなくて結果であるというような考え方になってきてるようです。 んじゃ回答します。 長時間の運動ってことは、血中の糖や遊離脂肪酸なんかはとっくに消費されていて、 だから中性脂肪を分解して利用する。β酸化された脂肪酸はアセチルCoAになってTCA回路へ。 糖質の供給は切れているので、ピルビン酸は作れない。少なくとも相対的に不足する。 ピルビン酸がないとTCA回路が回せない。 (1)アセチルCoAが過剰になるとケトン体が生成される。 (2)アセチルCoAの上流にある遊離脂肪酸も貯まる (3)TCA回路が回らないので、ATPが得られない。 この3つのうちどれか、あるいは複数が筋肉疲労や中枢性疲労(疲労感)の 原因になるのでは。 乳酸?ケトン体?pH?セロトニン? 疲労という身体表現の決め手となる直接のトリガーは分かりませんが、 結局のところは、エネルギーが得られない状態になったから運動をやめてくれという 体のサインに他ならないでしょう。なので大事なのは(3)じゃないでしょうかね。 軽減する方法は、飢餓状態を作らない つまり運動前や運動中の糖質の補給ってことくらいしか思いつかないですね。 冒頭にも書きましたが、成書や文献を見ながら書いてるわけではないので、 見当はずれだったらごめんなさいね。 ちなみに長時間の有酸素運動。 これは糖尿病の病態と近い状態でもあります。 ・糖の利用が抑制されていて(だから血糖値が高い) ・脂肪酸を利用する方向に偏ってる。(だから患者は痩せる) ・そしてケトン体がたまる(糖尿病ケトアシドーシスの原因となる) 疲労感や全身倦怠感は、糖尿病の主な症状の一つです。 糖尿病がなぜ疲れるか、というのを調べてみるのもいいかもしれませんね。

b-tkao
質問者

お礼

教えていただきありがとうございます。 全く分からなかったのでとても助かりました。

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