- 締切済み
脂肪酸β酸化
題名の通り脂肪酸β酸化についての質問です。 ミトコンドリア内で飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸のβ酸化を行う場合得られるエネルギーが多いのはどちらか。 という課題が出され、答えは飽和脂肪酸らしいのですがなぜだか理由がわかりません。 不飽和脂肪酸の方がβ酸化を繰り返し行わないと完全にアセチルCoAに分解できないので、不飽和脂肪酸の方がATPをたくさん産生できると思うのですが違いますでしょうか。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- Kemi33
- ベストアンサー率58% (243/417)
回答No.1
こちらを熟読して下さい。 ・http://www.sc.fukuoka-u.ac.jp/~bc1/Biochem/betaoxid.htm 脂肪酸のβ酸化 飽和脂肪酸の代謝の最初の段階は「α,β不飽和脂肪酸の生成」で,この段階で FAD から FADH2 が生成し,この FADH2 からも ATP が作られます。 一方,不飽和脂肪酸の場合は,不飽和結合の場所でこの反応が必要ないため,生成する FADH2 の量が減り,結果として産生される ATP の量も減る事になります。 なお,炭素数が同じであれば,完全にアセチルCoAに分解するのに必要なβ酸化の回数は同じで,生成するアセチルCoAの数も同じです。
お礼
納得しました。 本当にありがとうございます。