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香典にかかる税金について
ある書籍によると、香典にかかる税金は無税だが、何十万円単位の高額な香典は課税対象になると書いてあります。葬儀後に、受け取ったすべての香典を一覧表にして税務署へ提出しなくてはならないのでしょうか?よろしくお願いします。
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>何十万円単位の高額な香典は課税対象になると… 社会通念としての常識を越える額は、税法上の「贈与」と見なされることがあります。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/zoyo/4405.htm 親戚としてか友人知人としてかは問わずに、一般的な庶民で数十万の香典はやはり異常でしょう。 しかし、仮に小沢家で葬儀があったとして、鳩山家から数十万の香典では異常でも何でもないでしょう。 会社や団体などから規定に沿って出される香典は、故人もしくは喪主の地位によって 50万、100万と言うこともあるでしょう。 これらは贈与ではありません。 あくまでも社会通念が一つの物差しです。 >受け取ったすべての香典を一覧表にして税務署へ提出… そんなことありませんよ。 昨今の報道で良くお分かりになったと思いますが、贈与税も相続税も「自主申告・自主納税」が建前です。 税が発生するほどの贈与 (年間 110万以上) を受けたら、自分から進んで申告して税を納めに行くのです。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/zoyo/4429.htm たとえ年間 110万以上の贈与を受けたとしても、鳩山総理の真似をして、 「香典は帳場の者が受け取ったので、喪主である私は何も知らなかった。」 と言って、5年間見つからなかったら納税などしなくて良いのです。 もちろん、時効成立以前に見つかった場合は「延滞税」などのペナルティがついてきますが、そのリスクを承知の上なら確定申告などしなくて良いと言うことを、一国の総理が教えてくれたのです。 税金について詳しくは、国税庁の『タックスアンサー』をどうぞ。 http://www.nta.go.jp/taxanswer/index2.htm
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- 節税 大王(@setsuzei)
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これは極めて特殊な状況を前提とした香典を課税する規定です。 具体的に言えば「ヤクザ」の世界です。 この業界では組長や大幹部、その親等の葬儀の香典は百万単位。また子分が亡くなった場合の親分からの香典も同様。 このような不相当に高額の香典に寄付や贈与として課税するものです。 この援用として親族間の香典の授受でも、明らかに贈与に当たるような場合に課税するようです。 実際の運用は難しいと思います。 私の実務の経験でも、一度もぶつかったことはありません。
お礼
実際あり得ない金額の香典と思っていましたが、そういうことなんですね。お忙しい中のご回答、ありがとうございます。
- ma-fuji
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>葬儀後に、受け取ったすべての香典を一覧表にして税務署へ提出しなくてはならないのでしょうか? いいえ。 通常の香典は非課税です。 万が一、1個人またはひとつの法人から何百万円ももらえば、その分については課税の対象になるので申告が必要でしょうが。
お礼
早速のご回答、ありがとうございます。勉強になりました。
お礼
なるほど。とても分かり易いご説明、感謝いたします。時効が5年あるというのも初めて知りました。それにしても、刑事事件もそうですが、時効などなくしてしまえばいいのにと思ってしまいます。