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走れメロス!
「走れメロス」について読んだことのある皆さんの感想や意見、気づいたことなど、次の授業(予習、参考みたいなこと)で生かしていきたいので是非教えてもらえれば嬉しいんですけど…。よろしくお願いします。
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- hitoyana
- ベストアンサー率27% (18/66)
「信頼は罪なりや」 「無垢の信頼は罪なりや」 と、まあ、信頼ってのは若い頃から死にいたるまでの作者のテーマの一つだったようにも思えます。作者自身としては、結婚もし、気の置けない友人にも囲まれ……という頃だったように記憶しています。 「こんなにも能天気に人を信じられる者がいる。私もそのようにありたいと思う。」と臆面もなく言える自分がここにいるぞ。と言いながらもやっぱり恥ずかしくて『赤面』してしまうわたくし太宰ですけど。って感じを受けます。 ただ、大切なのは読後の感想ですから。私としては実に楽しく読めました。メロスの能天気さ、ディオニスの苦悩、フィロストラトスの迷い、セリヌンティウスの……この人は良くわからないけど、それでも登場人物のキャラクターははっきり描かれているし、スピード感あるし、結末に向かってなだれ込んでいくし、極上のエンターテインメント作品だと思います。 メロスの主題は?と言うのならば、シラーの詩からメロスになる段階で作者が書き加えていったところに注目したら面白いのではないでしょうか。
- tiltilmitil
- ベストアンサー率22% (1871/8250)
ツッコミどころ満載。 街の様子がおかしいと思っただけで見知らぬ他人にしつこく詰め寄り話を聞き、それだけで王の暗殺を決意する短慮者。 当然あっさり捕らえられ、「妹の結婚を見たいから、親友を人質に置いていく」と、その相手の同意もないのに決める身勝手さ。そもそも、親友がこの街にいるなら見知らぬ人間に話を聞くよりそいつに聞けよ…。 その上、実は妹の結婚自体もまだ先だったのに強引に話を進めて結婚させてしまう。まったくどこまでワガママなんだか。 で、自分はこのあと死刑になるために行くのだという重要なことを隠しておきながら「嘘や隠し事は大嫌いだ」とのたまう。 まあそのあとはがんばったとはいえ、そもそも本人が引き起こしたトラブルを周囲に多大な迷惑かけつつ何とか収めたというだけ。何でこれが美談といわれるのか。 ということで、およそ授業には不向きな感想でした。
- purunu
- ベストアンサー率42% (518/1214)
短編だけど、もとのフリードリッヒ・シラーのバラード「人質」の方がもっと短い。あすこまでよく引き伸ばしたという気もするけれど、太宰だけ人気があるのはふに落ちない。 ・・・まあ、ひねた大人の感想です。
- osamukana
- ベストアンサー率25% (7/27)
走れメロス。良い話・・・とは思わないけど、でも人間の深層心理をつかんでいると思います。 社会に出ると、メロスのような事態がいくらでもあります。「私がやらないと、私が行かないと他人に迷惑がかかる。。。」 でも、メロスが途中思ったように、「逃げちゃおっかな~」って時もあります。当然。人間だから。 しかしメロスはやり遂げた。人は、そう簡単に裏切れないもんですよ。 簡単に裏切れるのは、人間じゃないです。そんな人間、最近多いですけどね。 授業では、走れメロスを現代社会に置き換えて、感想や意見を考えてみると良いと思います。クラス内での小さな出来事も、わりとメロスっぽい事あると思います。文化祭の制作作業とかね。
- tent-m8
- ベストアンサー率19% (724/3663)
あなたの感想が聞きたいですね。 http://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1567_14913.html