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キリスト教用語・「準典礼」とは?
中世ヨーロッパでのキリスト教に関する文献を読んでいたら「準典礼」という言葉が出てきました。 インターネットで検索しても引っかからず・・・困っております。 「準典礼」の言葉の意味が分かる方、どうぞお知恵をお貸し下さい。
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http://www.catholicculture.org/culture/library/dictionary/index.cfm?id=35397 カソリックの典礼 つまり 儀式は決まっていて、その儀式とまったく同じわけではないものは、準典礼と呼ばれたのではないかと。 例えば洗礼のやり方もマニュアル化されていて通常は聖職者がマニュアル通りの洗礼を順序を追って進行していくわけです。 ですが、カトリックは、信者一人一人も人を清め、キリスト教徒にできる能力を持つとしている。 今友人が死ぬって事態になったとき、教会の神父さんをたたき起こして、道具をそろえて、最初の言葉から始め、うんたらかんたらってやっていたら、洗礼の儀式が完了する前に死んじゃって時にどうすればいいか。 蛇口ひねってコップに水いれて、額に水たらして「あなたの罪は許されました。 うんたらかんたら」って1分くらい祈祷言葉の一部を言えば洗礼完了としてもいい。 準典礼でもオッケーとしているわけです。 余談ですが、ある人はキリスト教徒になることを最後まで拒んでいたんですが、死ぬ間際にカトリック教徒だった奥さんに一方的に簡略洗礼をされちゃった。。。。 どうして知ったかとというと、死後奥さんが「夫は今天国にいるの だって私が死ぬ間際に洗礼したから」ってみんなの前で告白したから・・・。 本当に天国ってものがあって、ご主人が天国にいたら「あの悪魔が死後天国に来るなら、俺は仲間のいる平和な地獄に行く。こここそ牢獄だ 出してくれーーー」って暴れるんじゃないかと。笑
お礼
分かりやすい例えも出して頂き、ありがとうございました。 準典礼は正式な用語として存在するわけではないようですね。 リンクも理解の助けになりました! お知恵を貸して頂き本当にありがとうございました。