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下の画像の問題の解説が意味わかりません…
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- htms42
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中学生でしょうか。 この問題は難しいと思います。 (1)この滑車は普通の「動滑車」、「定滑車」と言われているものではないですね。 普通の滑車は「滑らかに動く車」です。車の両側の同じ距離のところに紐があります。紐を引くと滑車が回転します。滑車は力の方向を変えるだけです。動滑車は両側の紐がU字型です。定滑車は両側の紐が逆U字型です。力の節約をするためには動滑車と定滑車を組み合わせて使います。動滑車1つで力が半分になります。2本の紐で支えているというところがポイントです。 この問題の滑車は紐が片方だけに書かれていますから紐の端を滑車に固定して巻きつけています。大きい滑車と小さい滑車では紐の巻き付け方が逆になっています。少し幅のある円筒状の車が2つ張り付いている事になります。 (2)てこの考えを当てはめて解くようです。 でも力の関係はまだわかりやすいですが移動量についてはわかりにくいです。 普通のてこの場合、移動量の違いは支点を共通の頂点とする2つの相似形の図形でわかります。 この場合の滑車をてこの図と共通であると考えることが出来るのは微小な変位についてだけです。微小変位について成り立てばその積み重ねについても成り立つのですが難しい考え方です。どこにも固定点はありません。全部動きます。 (3)pb=(p+q)a これはp/a=(p+q)/b、またはp:a=(p+q):b です。 滑車の回転から求めてみます。 Bの方の紐と滑車に印をつけたとします。図の水平線右側と2つの円の交点に付けます。 Bの紐を上に引っ張って滑車を1回転させます。 小さい滑車の中心は小さい滑車の円周分(2πp)だけ上に上がります。 大きい滑車も1回転します。Bの方の紐につけた印は大きい滑車につけた印よりも、大きい滑車の円周分(2πq)だけ上にあります。 紐につけた印は初めの位置よりも、上の2つを足した分(2πp+2πq)だけ上にあります。 1回転の時のAの上昇とBの上昇が2πpと2π(p+q)ですから a:b=2πp:2π(p+q)=p:(p+q) pb=(p+q)a (4)この問題の滑車は問題を難しくするために考えられたもののようです。 同じ仕組みの2重滑車でよく出てくるのは ・滑車の中心が固定されている(固定されてぶら下がっている) ・大きい滑車に巻きついている紐を下に引く ・小さい滑車にまきついている紐に結び付けられたいる荷物が上に上がる というものです。 こういう滑車の場合、紐を引いても滑車は上に動きません。回転するだけです。力の関係も、引いた紐の長さと物体の上昇の関係もわかりやすいです。滑車の中心が支点になっています。p/a=q/bです。 滑車が重くなっても引く力には関係してきません。(天井が支えています。) 御質問の場合であれば、滑車と荷物は同じだけ上に動きます。 滑車が重くなると滑車の重さ分だけ荷物の目方が増えた事になってしまいます。 ※紐は実際上、もう1つ定滑車をつけて下に引くように方向を変えないといけません。(荷物を1m持ち上げようとすれば紐を3m引っ張らなければいけないのですから。) こういう滑車を使うことは普通ありません。
- ORUKA1951
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- ORUKA1951
- ベストアンサー率45% (5062/11036)
- DIooggooID
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pb = ( p + q )a という関係式があるので、これをそのまま利用してみてください。 > 滑車に吊るされた重りを10cm上げる つまり、a = 10cm にするには、b をいくつにすれば良いですか?