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力学の問題:物体の引き上げに必要な力の計算
- 今日塾でテストがありました。物体の引き上げに必要な力を計算する問題の解説をお願いします。
- 物体の質量と引き上げる高さが与えられた場合、ひもを引く必要がある距離を計算する方法を解説してください。
- Cさんが物体を引き上げるために必要なひもの引く必要がある距離を計算する問題です。
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質問者が選んだベストアンサー
疑問がいくつかあります。時間4秒が関係ないというのと、Aさんはどうなったのかということ、の二点です。ま、この疑問自体も回答に関係アリマセンからさっさと次に行きますが、結論から申し上げますとNo.1の回答者が正解でNo.2の回答は間違いです。 sanoriさんの回答では動滑車の質量2kgが無視されています。連立方程式とやらの左辺になっている仕事は共通ではゴザイマセン。 gohtrawさんの回答はとんちのようなものですが昔の文章題のような感じで答えは正しいです。 1)Bさんの力は質量10kgの物体と動滑車2kgとを足した12kgの物体に働く重力120Nを、そこからさらに2で割った60Nです。なぜならば動滑車は全体として力が半分で済んで距離が2倍かかる道具だからです。動滑車自体も支えて動かさなくてはナリマセンので、重力に滑車の自重である2kgが加算されます。 2)仕事の原理を適用する場合においても、Bさんの仕事は10kgの物体を1.6m引き上げるのに必要な160Nではなくて、物体と動滑車の両方の質量12kgを1.6m引き上げた仕事にあたる192Nになります。ですけど、この数値も計算の途中にも使いません。しかし興味がおありでしょうからひもを引く距離も求めてみますと、それは192÷60=3.2メートルだとワカリマス。 3)Cさんがどんな斜面を使ったのかは後回しにしなくてはナリマセン。問題文に合わせて考えるということが肝心なのです。題意より、Bさんの力の大きさの3分の2なのですから、60Nの3分の2である40Nだと先に計算で求めてよろしい。 4)この場合は仕事の原理より垂直に1.6m引き上げたと同じ仕事になるので、10kgの物体に加わる重力100Nに掛けること1.6mで160J、くり返しますが仕事の原理によって斜面に沿ってまっすぐひもを引いた場合にもまったく同じ160Jになります。 5)40Jの力を使って160Jの仕事をするためには160÷40=4mだけひもを引けばいいでしょう。 いかがですか?
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- sanori
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こんにちは。 >>>カテゴリ間違っていたらすみません! 間違ってません。 滑車の「2kg」、時間の「4秒」という数字は使いません。 ひっかけのようですが、「仕事とは何か」を知っているかを問う良い問題です。 仕事の定義 仕事 = 力 × 力をかけた距離 なので、これをBさんとCさんにそれぞれ適用すると、 Bさん 高さ1.6mまで引き上げる仕事 = Bさんの力 × 1.6 ・・・(あ) Cさん 高さ1.6mまで引き上げる仕事 = Bさんの力×2/3 × こたえ ・・・(い) 簡単な連立方程式になりました。 (い)を(あ)で割れば 1 = 2/3 ÷ 1.6 × こたえ こたえ = 1 × 3/2 × 1.6 = 2.4(m)
お礼
お礼が遅くなりすみません。 解答ありがとうございました!
- gohtraw
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Bさんは合計12kgの質量を1.6m引き上げたわけですが、動滑車を使っているので力の大きさは半分になり、紐を引くのに要した力は60Nです。従ってCさんが引いた力は40Nとなります。 斜面に沿ってであれ、真上に引っ張ってであれ、10kgの物体が1.6m引き上げられたとき物体に与えられた仕事は160N・mですから、Cさんが紐を引いた長さは 160÷40=4 で4mになります。
お礼
お礼が遅くなりすみません。 解答ありがとうございました!
お礼
お礼が遅くなりすみませんでした。 非常に丁寧に説明してくださりありがとうございます。 とても理解しやすかったです!