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国際宇宙ステーション
先日はじめて国際宇宙ステーションをみてとても感動しました。 国際宇宙ステーションは約400Kの高度で 規則正しく一日16周するとか、そこで疑問です。 1)ということは、毎日同じ場所を周っているという事ですか。 2)そうであれば毎日見える場所や時刻が違うのは何故ですか。 3)見える日と見えない日の違いはなんですか。 4)予告されてる時間どおりに突然見えなくなるのは何故ですか。 5)国際宇宙ステーション の目的は何ですか。 ご存じの方教えて下さい。
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1) 正確に1日に16周ではありません。 なのでずれていきます。 人工衛星の軌道計算は次のサイトで計算できます。 http://keisan.casio.jp/has10/SpecExec.cgi 国際宇宙ステーションの場合 軌道高度h=400 kmと入力すると 軌道周期F=1.54267432時間となります。 1日の24時間を軌道周期で割ると1日の地球を回る回数Nが N= 24 / 1.54267432 = 15.557399回/日 となりちょうど16回にはなりません。なので毎日同じ軌道を通過しないので同じ場所を回りません。 仮にこの回数Nで24が割り切れるような軌道周期Fであれば 1日ごとに同じ軌道を通過しますので、地上の同じ場所を通過することになります。 (2)1日に地球を回る回数Nが16回丁度ではないからです。 (3) 曇りの日や雨の日、丁度視界内に入っていても宇宙ステーションに太陽光があたってその反射光が地球に届く時間帯が短い(国際宇宙ステーションの軌道高度は地球の半径に比べ軌道高度が400/6400=1/16と低いため夜は地球の影に入る時間が長いこと、また反射光が地上に届きやすい太陽と宇宙ステーションの位置の関係がある)ため。夜明け前後や日没の前後は反射光が明るく観測しやすいかと思います。 4)地球の影に入るからでしょう(太陽の反射光が届かなくなる)。 5)地球上の気候変動の影響(砂漠化や氷河後退や干ばつ、台風などの発生観測、海のさんご礁や海水表面温度の変化の観測など)、森林伐採状況、巨大災害、温暖化の影響観測、遺跡発見、地球の植生や人間の経済活動の影響などの環境の地球規模での長期観測、無重力環境下の材料開発・新薬開発、生態系に与える影響、人体への影響(将来の宇宙旅行に備えての基礎データの収集)、宇宙線などの観測、その他いろいろ。
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- nananotanu
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>1)ということは、毎日同じ場所を周っているという事ですか。 yesでもありnoでもあります(笑)。 宇宙空間的には同じところを回っているといっても良いでしょう。 地上に投影すると、同じところを回っているわけではありません(質問者さんのご趣旨はこっちですよね?)。宇宙ステーションが回る間に地球の方が自転しちゃいますから。 そうじゃなきゃ、スパイ衛星の運用も大変???
お礼
国際宇宙ステーションのに方気持ちがいき(汗) 肝心の地球の自転が頭から抜けていました。 ありがとうございました。
- equinox2
- ベストアンサー率48% (321/660)
【訂正】 失礼しました。 最後の'l'が抜けていました http://kibo.tksc.jaxa.jp/tracking/index.html
- equinox2
- ベストアンサー率48% (321/660)
1)ということは、毎日同じ場所を周っているという事ですか。 厳密には違います(極薄い大気の影響などで減速して軌道が変わる ので、定期的に微調整している)が、ほぼ同じと考えてよいでしょう。 2)そうであれば毎日見える場所や時刻が違うのは何故ですか。 地球が自転しているから・・ どこの上空を通過しているかは、以下のサイトで確認できます http://kibo.tksc.jaxa.jp/tracking/index.htm 3)見える日と見えない日の違いはなんですか。 地上400km程度を通過するので、比較的近い所(数千km以下)を通過 しないと見えません。
お礼
とても分かりやすい説明をしていただき ありがとうございました。又お天気の良い日に 国際宇宙ステーションを見たいと思っています。
お礼
info22_様は専門家の方ですか。 これだけの回答をしていただきとても感激しています。 疑問に思っていたことがすべて理解できました。 心から感謝しております。ありがとうございました。