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ある問題集の解説に、
ある問題集の解説に、 ∫ from 1 to x, f(t) dt = 3x^2-5x+2 の両辺を微分して f(x) = 6x-5 とあったのですが、左辺がどうしてこのように微分できるのかがわかりません。 どなたかご教授いただけますでしょうか?よろしくお願いいたします。
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f(x)を不定積分した結果をF(x)と置きます。 ∫ from 1 to x, f(t) dt = [F(t)]from 1 to x = F(x) - F(1) となるのは大丈夫ですか? ∫ from 1 to x, f(t) dt = 3x^2-5x+2 なので F(x) - F(1) = 3x^2-5x+2 となります。 両辺を微分することを考えます。 左辺のF(x)は微分するとf(x)になりますよね。 左辺のF(1)は定数なので(変数xが存在しないので)、微分すると0です。 右辺を微分すると6x-5です。 よって f(x) - 0 = 6x-5 ∴f(x) = 6x - 5 となります。
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- htms42
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左辺の微分は lim(Δx→0)[∫(1tox+Δx)f(t)dt-∫(1tox)f(t)dt]/Δx =lim(Δx→0)∫(xtox+Δx)f(t)dt/Δx =lim(Δx→0)[f(t)Δx]/Δx =f(x)
お礼
前のお二人とは違う、導関数からのアプローチも可能なのですね。勉強になります。 回答ありがとうございました。
- info22_
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f(t)の原始関数をF(t)と置くと F'(t)=f(t)…(1) ∫[1,x] f(t) dt=F(x)-F(1)=3x^2-5x+2 …(2) ですね。 これをxで微分すると、F(1)は定数なので d{∫[1,x] f(t) dt}/dx=F'(x)=6x-5 お分かりですか?
お礼
よく理解できました。 迅速な回答をありがとうございました。
お礼
定積分の定義まで戻って考える必要があるのですね。 助かりました。ありがとうございます。