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子供のワガママはどこまで許されるか?
最近、あることですごく悩んでいます…… 私は、3歳くらいから12歳半ばまでピアノを習っていたのですが、 中学受験のためにやめてしまいました。 今、途中でやめたことを後悔しているわけではないですが、 何となくだけどまたピアノを習いたくなってます。 どうしてか、確固たる理由があるわけではないのですが…… 私は絶対音感の能力があります。 そんなに酷い方じゃありませんが、ある時ふっと怖くなったんです。 ピアノソロのCDを聴くと、天井まで届くような本棚に囲まれている埃っぽい部屋の中にいて、 無数の紙切れ……それも音名がひとつずつ書かれた紙が、ヒッチコックの「鳥」みたいに バサバサ飛び交っているような、そんな気がするんです。 絶対音感のある世界とない世界は相容れないものです。 絶対音感のある世界を知っている人はない世界を知らず、 絶対音感のない世界を知っている人はある世界を理解できない。 将来、音楽系に進学する気は毛頭ありませんが、 絶対音感の稀少性やそのマイナス面、それを考慮に入れると、 せめて自分で納得のいくくらいのピアノの腕前を鍛えたいと思います。 でも、私は私立中学に通っているし、高校も私立でしょう。 親に、これ以上、財政面で負担をかけたくない、とは思うのです。 私の家は人並みかそれ以上の財力があって、 ピアノの先生への月謝くらいは、私が本気で頼めば払ってくれると思うのですが、 それでも何となくうしろめたくて言い出せません。 私立に通っている分、公立の中学生の何倍も勉強しているし、 成績だって上位に入るように努力しています。 ピアノを習うことによって成績が下がるとは考えにくいのですが…… 子供のワガママはどこまで許されるのでしょうか? もし、あなたに、私と同じ気持ちを持つ子供が居たとしたら、 子供にピアノを習わせてやりますか? できればその根拠も教えて下さい。
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こんにちは。 may-riverさんの音楽的価値観を180度ひっくり返されちゃうライバルにまだ出会ってないからなかなかピアノを 本気でやろうとおもってないのかなーと思います。 fussyの生い立ちをちょっと紹介すると、公立中学の美術教師の息子として生まれ、昔の事情で音大に行けなかった母親のおんねんからか、3歳からエレクトーン習わされて、 ほとんど練習せず小5でやめる。父親の影響からか、 美大付属の高校に受験、合格したが、行くのやめて普通の高校、大学に通って普通の会社に勤めて今に至ります。 だいたい、相当な金持ちの家系で無い限り、親は芸術系の 進路には行かせたがらないと思います。 根拠は今のご時世、芸術家は食っていけないからです。 でも、fussy、芸大に行かなくて良かったと思います。 理由を今から話します。 僕も中学の時絵を描いている時そうだったのだけど、「絶対音感」に目がいっちゃっているってことはmay-riverさん、テクニックに走っちゃってる時期なんじゃないかなーと思います。 僕のことを話すと 幼いときから父親はfussyに絵を教えてくれませんでした。 彼はいつもこんなこと言います。 デッサン力といい絵を描くとは別のもの。テクニック的なものは後からでも身につくよ。 今思うと確かにそうです。うまくいえないけど。 今fussyクラッシックピアノ習っています。去年の9月から。知り合いのバンドに入ったのがきっかけで技術 補強の目的。 でも今はピアノの方が面白いな。両方並行して やってるけどね。相対的に良くなってきてるよ。 普通、3歳からやって音大いっている人よりかなり ハンデに見えるかもしれないけど、(実際言われる) fussy自身は感じてません。彼らが見えてない視点で やっていけばいいのだから。同じものやる必要ないもん。 無から有に転じる”発想”が大事だと思っています。 芸大とか行ってしまうとこの視点に気づかなかった と思います。 具体的にいうと仕事で疲れているとき幼少の頃から やってた人で無い限り、ほとんどの人がクラッシック なんか聞いたって雑音にしか聞こえないから。 これで心癒される人なんて相当な”勝ち組み”だよ。 まじ芸術なんてそんなもんだと思います。 あっても無くてもいいの。 じゃーなんでクラッシックピアノやってんだ! と思うかもしれないけど、300年以上やっている 分野だから確立した技術論があるはずです。 用はその技術を効率的に身に付け参照したいのです。 発想力とは別物です。 >無数の紙切れ……それも音名がひとつずつ書かれた紙が、>ヒッチコックの「鳥」みたいに すごい想像力だね、そのままピアノで表現すれば すごいことになるよ。 さっきのデッサンの話に戻るけど、5教科の勉強なんて のめり込むほどやるもんじゃないよ。もうちょっとたてば わかると思うけど、デッサンの技術や勉強みたいに答が あるものなんて世の中ほとんどないのだから。 だからといってやるなというんじゃないよ。 こういうものなんだ程度に参照してどんどん応用して行けばいいのよ。 とにかくピアノはやったほうがいいと思います。
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- kyuukeityu
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うーん。読ませてもらって、may-riverさんがワガママって感じはしませんね。でも、ご両親に対してうしろめたさを感じてらっしゃるのは伝わってきます。 多分、そのうしろめたさがあるから、ワガママな感じを受けなかったと思うんですけど。 もし、may-riverさんがうしろめたさを感じているのなら、いつか恩を返していけばいいと思いますよ。 それは経済的なこととは限りません。 私の場合ですが、散々好き放題して、親に迷惑をかけてきたのですが、そのワガママを恩で返すとしたら、これから悔いのない生き方を全うすることしかないなっていう気がしています。 もしうしろめたさを感じるその何かが、あとで返せるものであり、必ず返すという気持ちを持っていれば、親にお願いしたり、わがまま言ったりもありだと思います。 おまけですけど、「親への恩は、生まれてきて3歳までのかわいらしさで、もう十分に返している」っていう言葉が好きです。 乱筆失礼します。
お礼
ありがとうございます。 経済的な事以外で恩を返すって、難しそうですね。 「悔いのない生き方」かあ。私は「人間、努力しているうちは迷うものだ」的な生き方ですが。 必ず恩を返す、という気持ちのもとでワガママを言う、 というのは素敵なご意見ですね。 是非、参考にさせて頂きます。 「親への恩は、生まれてきて3歳までのかわいらしさで、もう十分に返している」 ……私も、三歳くらいの頃は可愛かったんだけどなあ、と思いました。 しばらく質問をしてなかったし、ちょっと回答がスレてるような気がするんですよ。 自信を取り戻したような気がします。 kyuukeityuさんも、がんばって恩返しして下さいね。 私は、まだ子供だから当分心配しなくてよさそうですが(笑)
ショパンを卑下!誰が!! ショパンを愛しているからこそ、我が子供へ送る根拠の言葉としての脈を読みとって欲しかった。私はショパンを敬愛している。
お礼
ありがとうございます。 > よって、ラフマニノフには遠いとしてもショパンあたりの結晶はものにすると見た。 という文でしたよね。 「だから、ラフマニノフの才能には遠く及ばないとしても、 たかだかショパンの才能なら同レベルとして張り合えるだろう」 という意味だと受け取っていたのですが…… 大変失礼致しました。 同じ、ショパンを敬愛する方と意見を交わせて光栄です。 さっきのお礼の最後の段落は撤回させて下さい。 訂正された分のお礼としてもう一度言います、ありがとうございました。
- torayan21
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ふたたびお邪魔します。 『無償の愛って何なんでしょうね。 今から考えれば、自分の養育費を返済する子供なんて馬鹿げてると思いますよ。 それでも、たまに思うんです。 親は、何のために惜しげもなく子供に莫大な金品を貢ぎ続けるのか?』 うーん、これってもう家庭それぞれなんだと思いますよ。 私の友人には、自分が病気になったときの入院費を働いて親に返している子がいますよ。 子供にお金をかけてあげるというのは、「かわいいから」っていう理由に集約されると思います。 反対にお金をかけないでも子供にしてやれることはたくさんあるし、「わがまま」と感じる基準も人それぞれのように思います。
お礼
「ふたたび」がクイックリーで素晴らしいですね。 私なんて、とてもじゃないけど出来ません(笑) その「私の友人」さんが入院なさったのは何歳くらいの時なんでしょうか? 私も、小さい頃は病気の問屋みたいに、1年に1回は入院していたクチですが。 真面目に返済していたら何年かかるやら。 「子供はかわいいから」ですか。子供の本能ですね。 赤ちゃんが丸っこくてかわいいのは、同族に見捨てられないためだそうです。 そう考えると、親が子供に金をかけるのは単なる自己満足ですか? 子供を人形みたく飾り立てて、自分で眺めて楽しんでいる。 露悪趣味のある人もたまにいますけど。 ありがとうございます。
>子供のワガママはどこまで許されるのでしょうか? 我侭を我侭と計る定規の存在が認められない限り。 >もし、あなたに、私と同じ気持ちを持つ子供が居たとしたら、 子供にピアノを習わせてやりますか? やる。 根拠:ニーチェ、サルトルには及ばないだろうがスピノザは超えるだろう、従って、サティごときならミネルヴァの梟が落とした羽根程度にあしらえそうだ。よって、ラフマニノフには遠いとしてもショパンあたりの結晶はものにすると見た。
お礼
素晴らしいご意見ですね。 「我侭を我侭と計る定規の存在が認められない限り」。 #2に対するお礼の内容を凌駕する一文です。 ちなみに。 祖国の自然を愛し、それを五線譜の上に吐き出した 天才、フレデリック・ショパンを 平和ボケしているイチ日本国民と比べないで下さい。 これは私自身がショパンを尊敬しているだけですが。 という私の信条により、 申し訳ありませんが、ショパンを卑下する方にお礼は言えません。 ただ、あなたの叡智に、敬意を表します。
- kazu914
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わがままだと思うならやらなきゃいいし、本当に習いたいなら親に相談する。親だって悪いことするわけじゃないんだから、子供がやりたいということを絶対無理な理由がない限りやらせると思いますよ。 今まで、とんでもないわがままをしてないなら・・・
お礼
ありがとうございます。 「とんでもない」わがまま、というのはどういうお願いなんでしょうね。 人を殺してくれ、とかかな? 私も、一度そういう願いを持った事があります。両親にも言いました。 かなえてはくれなかったけど。 自分の願っている事が許容範囲内におさまるワガママなのか、 単なる自分勝手なワガママなのか、 それ以前に、ワガママとも言えないのか。 ありがとうございます。
補足
「ありがとうございます」がダブっていますね。 ごめんなさい、いつもは最初か最後に付けるのに。 すこし感傷的になりすぎているのかもしれません。 あなたは、誰かを殺したいほど憎んだことはありますか? 今日は、朝っぱらからそれに抵触する話題ばかりでして。 kazu914さんへのお礼に感情のブレが出てしまったのは申し訳ないです。 他意はありませんから、お気になさらないで下さい。
- torayan21
- ベストアンサー率29% (214/737)
こんにちは!またまたすごい質問されてますね。 これはちょっと「子供のわがまま」っていう範囲に相当するのかな…疑問に思います。私はわがままだとは思いません。私なんて、ピアノを習った(しかもピアニストの先生に)うえに、フルートまで習わせてもらいました。すごいわがままです。 それと、絶対音感があることと、ピアノがうまくなりたいという向上心とはまったく別なのではないかと思います。 音感があってもピアノを弾けない人もたくさんいますし、ピアノは「習わなければ弾けない」というたぐいのものでもないです。極端にいうと、10年ちかく習っていたんですから弾きかたは基礎的にはわかっているのでは? 学校の先生に頼んで、学校のピアノを使って練習はさせてもらえないでしょうか?そうすればお月謝いりませんね。うちの母が音大でしたが、よく学校のピアノで練習させてもらったそうです。
お礼
またまたって……私、そんな変な質問しましたっけ?(…o(;-_-;)oドキドキ♪) これまた、#1のお礼に載せたのと同じく、800字に載り切らなかったのですが…… > 絶対音感があることと、ピアノがうまくなりたいという向上心とは > まったく別なのではないかと思います 絶対音感があることで、多大なマイナス面を抱えている、と私は思っています。 確かに、演奏面での絶対音感は非常に役立つし、多くの人が欲しがる能力でしょう。 しかし、日常的に便利な能力かと言われると、むしろ邪魔と言う声さえ聞こえてくると思います。 torayan21さんが絶対音感保持者なのかは存じ上げませんが。 結局、諸刃の剣とも言える絶対音感があるのに、 中途半端なピアノの腕で自らを傷つけてばかりいるのは泣くに泣けない、 というところです。 ピアノの先生がいなくても確かにピアノの練習は出来るでしょう。 うちはお隣さんがいいひとなので、常識の時間内なら家で自由にピアノも弾けるのですが…… やはり、教師に手伝ってもらって計画的に練習をするのと、 疲れたら即中止の自己流でやるのとは意味が違うような気がするのです。 第一、出来たら褒めてくれて出来ない所は適切なアドヴァイスをくれる、というだけで 大きく違ってくるような気がするのですが…… まあ、これも私の浅はかな考えかもしれません。 ありがとうございます。
- mocharie
- ベストアンサー率28% (50/173)
これは哲学の問題でなく、ご家庭の問題だと思いますよ。 習わせてあげたくても経済的に無理であれば、 だめということになると思いますし。 もし子供が自ずからやりたいということがあるのなら できるだけそうさせてあげたいと思うのが親だと思います。 親が強制的にやらせるよりずっと意味のあることだと思いますから。 私は、子供には、親を喜ばせるために頑張るのではなく 自分でやりたいことを見つけそのために頑張れる子になって欲しいと思います。 まだ0歳なので何とも言えませんけど(笑)。 習い事ができるかどうかはその家庭の状況によるので あまり深く考えずお願いしてみてはどうですか? もし習わせてもらえるなら、may-riverさんが楽しく生き生きと習うことが ご両親にとって一番うれしいことだと思いますよ。
お礼
「音楽教育」のカテゴリでなく「哲学」に投稿したのは、 色々と理由があります。質問文800字に載り切らなくて 半分以上カットしたのですが。 小学校低学年くらいまで、私はこういう考えを持ってたんですよ。 「パパやママは私の欲しいものをいつも買ってくれるけど、 大人になったら、その分を全部返さなきゃいけないなあ」 と。 無償の愛って何なんでしょうね。 今から考えれば、自分の養育費を返済する子供なんて馬鹿げてると思いますよ。 それでも、たまに思うんです。 親は、何のために惜しげもなく子供に莫大な金品を貢ぎ続けるのか? 自分が親にしてもらっていたからか、 それとも自分の子供が自分より社会で認められる存在になるためか。 私の父は、片親でしかも貧しかったため、大学院までを奨学金で卒業しました。 彼の基準で言えば、私はものすごく贅沢しています。 親の金で義務教育から私立に通っているのですから。 小学校6年の半ばまでは、私も国立中学を志望していました。 それなのに、私立の充実した施設や独特の雰囲気に触れ、父親を泣き落として私立に行かせてもらったんです。 「そんなに良い成績だったら、私立に行かせてもいいか。ただし、大学受験の時でも、予備校には行くな」 ……今でも、そう言った父の背中を覚えています。 ありがとうございました。
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お礼
返事が遅れに遅れて申し訳ないです。 価値観を180度変えるライバルですか。 確かに、「めっちゃ上手い」っていう人はいますけど、ライバルとかっていうのは論外ですね。 ライバルって、わりとレベルが近しい人を言いますから。 芸術なんてあってもなくてもいい……というのも一理ありますが、 少なくとも絵や音楽は宗教において必要だから発展したんじゃ…… という思いもあります。 「無数の紙がバサバサ」っていうのは、想像じゃないですよ。 表現が大袈裟なのかなあ。作曲には興味ないので、ピアノではやりませんけど。 私は「荒城の月」みたいな曲がわりと好きなので。 (明るい曲も嫌いじゃないですけどね笑) 答があるものなんてほとんどない、というお言葉に 漠然とした好奇心を感じます。 いつか分かる日が来るのか、それとも理解しようと努めることが不可欠なのか。 ありがとうございます。