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ファンタジーRPGにありがちな中世~近世ヨーロッパに関する資料で分かり易いもの(新書・雑学・学習漫画など)
一般的によくあるファンタジーRPG系の舞台となっている、中世~近世あたりのヨーロッパに関する資料で、分かり易いものをお教えください。 ハードカバーの専門書ではなくて、 Truth In FantasyシリーズのようなTRPGの資料的な本や、○○が○日で分かる本、雑学シリーズ、その他新書など。 そういった系統の、知識ゼロの人間がとっつきやすい書籍でお願いします。 政治や軍についての分野などはなかなか見つからないので、そちらも挙げて頂けると助かります。 よろしくお願いいたします。
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ファンタジー関連なら、新紀元社、とアマゾンで検索されるといいとおもいます。てごろな資料が多く見つかると思います。 本当の欧州中世は、ゲームのように単純明解ではありません。基本的にトールキンの作った世界が、流布しているファンタジーTRPGの基本になっているので、トールキンの「指輪物語」か、短編集「トールキン小品集」を読まれるほうがいいのかもしれません。 中公新書「中世の風景」 岩波新書「ロシア異界幻想」 などもありますが、たぶんゲーム、それもTRPGには役立たないと思います。ロシアのファンタジー世界は、日本人とかけ離れすぎているからです(その分、それをモトネタにシナリオ作ったりしたら、おもしろいとは思いますが)。
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- eroero1919
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正直に申し上げますと、「これ一冊で丸分かり」というようなものは私が知る限りはありません。 なぜなら、ヨーロッパといってもスペイン、イタリア、フランス、イギリスではそれぞれ文化や背景などが全く違います。例えばイタリアとスペインはカソリックの絶大な影響下にありましたが、都市国家が発達したイタリアと、王家が権力を握っていたスペインでは政治体制が全く違います。そもそも、イタリアが統一国家イタリアになったのは18世紀で、それまでは「イタリア人」というのは存在せず、「俺はローマ人だ」「俺はフィレンツェ人だ」などと名乗っていたのです。 ドイツに至っては、豪族(貴族)が各地で強い自治権を持っていたので一応神聖ローマ帝国の支配下になっていますが、実際にローマ皇帝の権力というのはほとんど及んでいません。 軍事組織についても、騎士(貴族)階級に支えられていたフランスやイギリスと、傭兵で構成されていたイタリアでは全く違います。騎士といっても、イギリスの騎士とフランスの騎士とスペインの騎士では格好からして違いますからね。 これに加えてやれハプスブルク家だヨーク家だブルボン家だと貴族の血統とバチカン(キリスト教)が絡んでくるので結構知識があってもわけがわかりません。 RPGなんかの舞台世界はヨーロッパ世界の面白いとこどりをしている上、都合のいいところはローマ帝国や近代ヨーロッパから拝借しているので、まあ日本史でいえば聖徳太子と忍者と義経と信長鉄砲隊と新撰組が一緒にいるようなものです。ファンタジー世界で人気の「ベルセルク」の世界ミッドランドは基本的にイングランドテイストですが、宗教の影響力はスペインからの拝借、ミッドランドの過去はローマ帝国ですしインドっぽい異民族から攻められますがこれは見た目がインド人ですが中身はオスマントルコテイストです。つまりまあ闇鍋なんですな。 山川出版から、世界史の年表と高校教科書(世界史)を要約した本が出ているのでそのあたりを読むのが一番だと思います。特に年表は各国家の絡みが表で見やすくなっているので必須といえます。ま、学問に王道なしってことですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 全部分かる本でなくても、ひとつの国の一つの要素だけで構いません。 ご推薦の書籍を探してみたいと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 新紀元社の本は一通り目を通しましたので、もう少し、新書・○○が分かる本寄りのものを探しております。 確かに実際のものはファンタジー作品のように、きっかり纏まってないですよね。 そんな中でも、一つの項目だけでもある程度理解したいと思っています。 ロシアは最近注目の国ですし、題材に良さそうですね。