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英文読解 副詞句の挿入

某国立大学入試の過去問(英文読解)に次のような文章がありました。 (1) No one would say of a work of music or literature that it was better than an earlier work just because it was later. (2) It hardly makes sense to say of Beethoven or Brahms that one is better than the other. 某問題集の解説によると、(1)の文章では sayの後のof...literatureは副詞句、次のthat節以下がsayの目的語として訳す、とあります。 私はof...literatureを副詞句とは判定できず、ここで読解が乱れてしまいました。 (1)では of a work of music or literature (2)では of Beethoven or Brahms を前置詞句と理解すればいいのでしょうか? そうだとしても「…について」の前置詞がofというのは馴染みがありません。 お分かりの方、よろしくお願いします。

みんなの回答

  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.2

私の手持ちの辞書(「スーパー・アンカー英和辞典」)で of の項を見ると、「・・・についての、に関して」というのがあります。  speak of the matter その件について話す という例文もありました。 だから、(1) の前半の No one would say of a work of music or literature は、直訳すれば  音楽や文学の作品について(関して)誰も言わない となるかと思います。次の that it was better than an earlier work は、  それはもっと以前の作品よりも良い で、最後の just because it was later は  それがより後のものであるからという理由で となるでしょう(just は強調)。まとめると、  音楽や文学(の分野)において、ある作品が後期のものだからというだけの理由で、それが前期の作品よりも優れた作品であるとはいえない。 となるのだろうと思います。「副詞句」がどうの「目的語」がどうのと、訳(わけ)の分らないことを考える必要はないのでは? (2) も同じような感じの文で、It hardly makes sense to say of Beethoven or Brahms は  ベートーベンとかブラームスについて(関して)言うことに意味が無い で、後半は that one is better than the other で  片方が他方より優れている なので、一つにすると  ベートーベンやブラームス(の作品)について、どちらが優れているかなんて御託を並べるのは意味の無いことだ。 とでもなるでしょうか。要は、say of ... というのが出てきたら、「~に関して言う、~について言う」という意味だと覚えていれば、それでどうにかなるんじゃないかと思います(実際には、なかなかそうはいかないかもしれないですけれども)。

aroundT
質問者

お礼

SVOCいずれかの要素になるかならないか、 英文解釈の手順の上では、そこがまず重要であると思います。 本件の副詞句はそのいずれにも該当しないため (1)の a work of music or literature (2)の Beethoven or Brahms を目的語と判定した私は、読解が乱れてしまいました。 このように言うと、英語ができる方から見れば ガチガチに考えすぎだと思われるかもしれません。 すいません、こういうふうに勉強してきたもので… ご回答ありがとうございます。

  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.1

 前置詞句というのは、構成要素による名前、すなわち前置詞が入っている句のことです。  副詞句というのは、文中の機能による名前、すなわち動詞を修飾するもので一語以上からなるので副詞(一語の場合は副詞)ではなく副詞句と呼びます。  ということは同じ物を「構成要素]から見るか「文中の機能」から見るかの差でしかないと思います。 of を「~について」の意味では  What do you think of it? 「それについて何と思いますか」 > 「それどう思いますか」  What can I say of that? 「わたしがそれについて何と言うか(ですって?)」 > 「それについての私の意見?」  I have never heard of him. 「その人について何も聞いたことはありません」 > 「そんな人知りません」  などがあります。

aroundT
質問者

お礼

think of, hear of は多用されるので馴染みがあるのですが say ofという表現はあまり見た記憶がありません。 「文中の機能」として「ofの副詞句」と理解するしかないのでしょうか。 ご回答ありがとうございます。

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