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「税理士」と「簿記1級」のどちらを目指そうな迷っています

40代前半、男性です。 昨年までIT系企業に勤務していましたが、世界同時不況による大規模人員整理の影響を受けて、今年初めから取引先へ出向となり、夏には正式に解雇され、そのまま派遣先企業での採用と成りました。 以前勤めていた会社はIT系の企業(開発系)で、商品企画や、マニュアルの作成などを行っていました。 現在の会社は、ソフトウェア販売や出版を事業として行っています。 昨今の就職事情の厳しさを考慮すれば、望まぬ転職であったとは言え、職が有るだけ幸運だは思うのですが、悔しさも有ります。 しかしながら、転職を迫られる中で、自分自身もこれまで努力が足りなかったのではないかという反省から、この歳になって自分のキャリアデザインについて意識するようになりました。 昨年指名解雇の圧力を受けて以来、転職活動というものを考えるにつけて、第三者からは具体的にイメージしづらい「業務実績」だけに頼るのではなく、資格取得なども大事であると考えています。 また自分自身に欠けている物を補い、未知の知識を身に付けて自分を成長させたいとの思いから、手始めとして簿記の勉強を始め、今年2月には小手調べとして日商簿記3級を取得しました。仕事の都合によりその後受験のための日程が組めなかった(休日出勤のシフトが組まれた)ため、6月・11月の日商簿記は受験が出来ませんでしたが、来年の2月には2級を受験の予定です。 簿記の学校にも通って勉強もしましたし、2級までは順当に合格できると思ってはいるのですが、年末も近くなり、今年一年をふり返るとともに来年の予定を色々と考えるうちに、2級合格後の目標をどのあたりに置くべきか、で迷いが生じています。 これまで私には全く縁が無かった「簿記」という分野も、いざ勉強を始めてみると中々面白く、また企業人として仕事をするうえでも有用な知識だということがだんだん理解できて、この分野をもう少し極めてみたいとの思いが、自分の中で強くなってきました。 簿記2級取得後は、「税理士」を目指す方と「日商簿記1級」を目指す方が多いようで、自分もこのどちらかを目指してみたいとは思うものの、いざ目標を定める段階になると、どちらを目指すのが自分にとって良いことなのか、判断の決め手が無く、思案に暮れております。 (もちろん、どちらも取得が難しい資格ですので、そもそも合格できるのか、という議論は有るのですが、それを言い始めたらそもそも議論が成り立ちませんので、その点は置いておく、ということで・・・) 税理士は言うまでも無く国家資格でありますし、独立開業などにもつながるという点で人気の高い資格です。しかし、正直言って四十を超えた私が、今から税理士としての独立開業を目指しても、かなり非現実的でしょう。年齢的な問題も有りますが、なにしろ経理の実務経験ありませんから。 その一方で、(こんな時代ですので)いつ再びリストラされないとも限りませんし、そういう場合に備えると言う意味で「税理士」という資格の響きや社会的評価にもちょっぴり惹かれるものはあるんですが。 簿記1級は税理士のように独立開業などにつながる要素はありませんが、簿記の最高資格であり、企業内の経理実務担当者等の間ではそれなりに評価が高い、と聞きます。 私としては、可能性が極めて薄い「税理士としての独立開業」にはあまり関心が無く、あくまで企業の社員として、より高次元の仕事ができるようになりたい、可能であれば(社長になりたいといういみでは有りませんが)管理職として経営等にも参画するくらいの水準に到達できればベスト、と考えています。 こんな私ですが、2級合格後はどちらの資格を目指すのが有利でしょうか。 なんとなく、今の気持ちとしては税理士資格を目指してみようか、という気持ちに傾いています。独立開業のことなどは考えても居ませんが、会社におけるお金の動き等について学べる、という意味ではどちらも同じようですし、別に税理士資格を持った人が企業で働いていたとしても何も悪いことは有りませんし。 そうであれば、科目合格、という形で取り組める税理士の方が、私の性格には向いているような気がしています。勿論、科目合格制だからと言って、長く受験していれば誰でもいつかは合格する、というほど甘い試験ではないことも理解していますが、難易度の点では税理士と簿記1級では明確な差は無い、との話も聞きますので。 来春くらいまでには結論を出そうと思っているのですが、決め手がなく少々困っています。ご意見等有れば、お聞かせ頂ければ幸いです。

みんなの回答

  • ok2007
  • ベストアンサー率57% (1219/2120)
回答No.7

勤務税理士や科目合格者の従業員は、企業内でも比較的重宝される傾向にあります。一般に外部委託料よりも給与のほうがトータルコストを抑えられる上に、従業員は企業内の事情に精通しているため税務に関してより適切なアドバイスを得られやすいからです。 1級合格者の従業員もまた、企業内でも比較的重宝される傾向にあります。会計理論その他を学習するため、簿記に関してより適切なアドバイスを得られやすいからです。 簿記や財務会計に関する学習でいえば、税理士試験よりも日商簿記1級のほうがより深く体系的に学ぶことになろうかと思います。税理士試験は重箱の隅を突く断片的知識の取得のみに陥るおそれがあります。他方、日商簿記1級は税務の知識をほとんど必要としませんから、税務に関する学習でいえば、断然税理士試験です。

回答No.6

ご参考になるかどうか分かりませんが、私の経験談です。 40歳で開業し今年で22年目の税理士です。 私が、そもそもこの道に入ったきっかけは、自営業だった父が亡くなり、家業は兄が継ぎました。別の仕事をしていた私に経理を見てくれ と頼まれたのがきっかけです。大学で簿記論、財務諸表論を学んだも のの商業高校生以下のレベルでした。実務経験ゼロでした。 そこで、改めて仕事が終わった後、簿記学校に通い3級から始めまし た。2級をとった時点でもう十分と思ったのですが、勉強が面白くな り、せっかくだから1級も、と思って始めたのですが、これが難物 1年通いましたがとても歯が立たず、止めようと思ったときに知人が 受験資格があるんだから食えない資格をとるより食える資格を・・・と 税理士受験を薦めてくれました。 正直、考えてもいなかったので、取りあえずどんな試験なのかを調べ てみましたが、とても敷居が高いと感じました。 もう、10月末でした。とても来年の試験には間に合わないだろうと 思いながら、簿記論と財務諸表論を履修しました。 週4日の夜間の学校通い、山のような宿題。これは知力より体力勝負 だなと思いました。3ヶ月もするとその辛さにもすっかり慣れていま した。翌年、2科目とも落ちたら自分には縁のないものと思って諦めるつもりでした。ところが、自信のあった簿記論は最初に取りかかるべき 問題の選択ミスでOUT。自信のなかった財務諸表論に受かってしま いました。これが良かったのか悪かったのか未だもって分かりません が、1年の病気療養を挟み5年で合格しました。しかし、拙い事務経 験はあるものの会計事務所の業務は未経験です。当時35歳でしたが、 会計事務所はどこも雇ってくれませんでした。そこで自分なりに 実務の勉強を積み重ね、40歳を期に開業しました。 当初は、初歩的なことも分からず、同業の友人達に恥を承知で教えて 貰いました。食えるようになるのに5年かかりました。 私が開業したのもバブル末期で不景気が忍び寄っていました。 いまでも、この仕事を選んで良かったのかどうか分かりませんが、 少なくともここまで何とか食べてこれたので、良かったのかなと 思います。 余程大それた事でもないかぎり、人間というのはなろうと思ったもの には成れるんだな! と言うのが実感です。 蛇足ながら、私が1級を習っていたのは東京の水道橋にある学校で したが、先生が「3級はここから水道橋の駅まで、2級は電車に乗って 新宿まで、じゃ1級はどこだと思う?」と言ったことがあります。 みんなは「八王子!」「高尾」と答えましたが、先生曰く「富士山の てっぺん!!」と言い、みんなため息をついたものです。 長々とつまらない話しを失礼しました。

noname#104430
noname#104430
回答No.5

私は迷いながら1級を取得した者です。 私は4年制大学を卒業して、一般教養で 経済学の単位を取得した記憶があったの ですが、それをスクールの先生に話した ら、「国税局に行って受験資格があるか どうか確かめて、あれば対応してくれた 人の名刺をもらっておきなさい。後で 『言った言わない』でモメないように」 とアドバイスされました。 質問者さんが受験資格をお持ちだったと しても、その辺の確認はきっちりされた 方がいいと思います。 いざ受けようとしたら受験資格として認 められなかった、なんて悲劇です。 ちなみに、私は30代の女性ですが、経 理の実務経験が無かったので実務に就く のに苦労しました。 若いと未経験でも雇って1から育てよう という企業もあるかもしれませんが、 年を取ると難しくなります。 女性だとパートでなんとかもぐりこんで ルーティンワークからキャリアアップを 狙うということもできるかもしれません が、男性だとかなり難しいと思います。 なぜなら、資格試験で学んだことが実務 でそのまま役に立つわけではないので、 資格だけもっていても「役に立たない」 ということが多々あるからです。 又、税理士として独立・開業するといっ ても、資格を取ったからといってすぐ できるものでもありません。 質問者さんのお知り合いや親戚で税理士 事務所を経営されている人がいて、そこ で修行を積ませてもらえるあてがあると か、資格取得後に未経験からでも雇って もらえる企業のツテがおありでしたら、 40代からでも未経験の分野に足を踏み 入れることも可能かと思います。 しかし、そのあてが無いのでしたら、資 格取得の検討をする前に、まず雇用の現 状を把握するためにキャリアアドバイザー などに相談された方がいいと思います。 (資格スクールは資格を取ってもらって ナンボなので、資格取得の方向でアドバ イスされるので鵜呑みにしない方がいい ですよ)

  • ben0514
  • ベストアンサー率48% (2966/6105)
回答No.4

他の回答と異なる部分がありますが・・・。 税理士試験の受験資格はお持ちなのでしょうか? 大学や短大などをどの学部でも良いので卒業されていますか? 大学などを中退でも一定の一般教養の科目を取得されていれば、受験資格となる場合もあります。 税理士試験と簿記1級では雲泥の差だと思います。 専門学校や大学などの学生で学歴による受験資格が無い場合に簿記1級を目指す場合も多いです。また、会計事務所などの求人を見ると、応募条件に1級となっているところもあります。 経理職や会計事務所などでの就職なども考えるのならば、簿記検定は評価上、あったほうが有利です。 税理士試験の簿記論や財務諸表論を合格すれば、簿記1級と同等かそれ以上の評価になる場合もありますが、簿記1級の合格者である場合も多いのが実情でしょう。 科目合格制度がある代わりに、各科目のレベルはとても高いです。10年計画などを考える人や院免除などを活用する人が多いことからもわかるでしょう。 私は、日商簿記2級を商業高校在学中に科目選択できず、専門学校の夜間の講習を受け、数ヶ月で合格しました。その後同じ専門学校の税理士試験を目指す学科へ入学し数ヶ月で簿記1級を合格しました。その後学習を続けましたが、簿記論・財務諸表論の合格にいたりませんでした。 検定試験は勉強すればまず間違いなく合格できるでしょう。しかし、税理士試験は落とす試験で、合格率などを調整しているような試験です。 科目合格は国家資格になりません。挫折と見られるかもしれません。 まずは簿記1級を目指されてみてはいかがですか?簿記1級もある程度の学習・演習時間が必要となりますから、仕事をしながらでは結構大変だと思います。

  • pon2pon2
  • ベストアンサー率42% (107/250)
回答No.3

キャリアパス考えるのでしたら、 資格なんてとっても何の役にも立たないということを ご理解することをお勧めします。 資格は職歴があって初めて役に立つもので、 資格しかもっておらず、実務経験が無い人間をいまさら、 雇って、鍛えようなんて企業があると思いでしょうか。 企業は、仕事が出来るから雇うのであって、 資格を持っている人だから雇うということはありません。 ご自分が企業側の採用担当者になった気持ちで、 その視点から考えるとよくお分かりになるかと。 20代の未経験者ならともかく、 40代で社会人経験も豊富なのですから、 転職で、資格がどうとかいっていては駄目です。 今まで、自分がやってきた職歴を今一度見直して、 そのキャリアパスの延長上で必要な勉強をされてはいかがでしょうか。 世の中、職務に必要なスキルと職歴がなければ、 運にまかせた転職しかできませんので。 ペーパーな資格だけいくら増やしても意味はありませんよ。

回答No.2

税理士を目指すにしても、商学部等を卒業していなければ、 税理士の受験資格として簿記1級が必要なのではないですか? もし、質問者様が税理士試験の受験資格を満たしていなければ 1級を取得後、税理士でも良いのではないでしょうか。 ご参考までに受験資格のウェブページをリンクしておきます。 http://www.nta.go.jp/sonota/zeirishi/zeirishishiken/qa/qa03.htm

  • tako2tana
  • ベストアンサー率50% (111/218)
回答No.1

税理士の受験のためには、受験資格が必要です。 日商簿記の1級合格、又は、全経簿記の上級合格というのが、 大学の経済学部系などを卒業する事などにより取得している学位での受験資格、または、税理士事務所などでの5年以上の実務経験の証明による受験資格を持たない人々が受験をするための方法です。 そのあたりの基礎情報を踏まえた上で、進路の判断をして下さい。 「税理士の資格を取得すれば、独立・開業でバラ色の人生。」などとは考えられてはおられないと思いますが、商売としての税理士は、決して楽ではないと考えますので、参考までに。

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