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日商簿記と税理士簿記論
日商簿記1級合格者と公認会計士短答式合格者とでは、税理士試験の簿記論と財務諸表論を受験する場合、どちらの方がどういう点においてどのくらい有利なんでしょうか? どちらの場合も新しい資格受験という点においては同じなんでしょうか?
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出題範囲、問題形式、ボリュームが全く違いますので、一概には比較にならないと思いますが、難易度から言えば次のようになります。 簿記論・財務諸表論>短答式>日商1級 このうち日商1級は一番容易ですが、税理士や公認会計士の受験資格がない方が受験資格を得るために受験してます。大卒であればあえて必要はないと思います。(大卒は税理士試験、公認会計士2次試験の受験資格が与えられます。) また、日商1級の出題レベルは低く税理士試験においては全く役に立たないと思います。 短答式は選択ですが、税理士試験は記述式、論述式でボリュームも多く解答スピードが要求されます。 さらに、日商1級、短答式とも税理士試験には出題されない分野(工業簿記、連結等)が含まれてますので遠回りになります。 あえて言えば短答式合格者が有利ですが税理士試験は全く別物ですのでかなり覚悟して取りかからないと合格は困難だと思います。
お礼
ご回答に対してお礼が遅くなって申し訳ありませんでした。詳しい説明大変分かり安かったです。3つの資格ずいぶん違うところがあるのですね。大変参考になります。