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軍人の階級呼称
2009年11月16日(月)放映の「世界まる見え!テレビ特捜部」(日本テレビ系)で、米大統領専用機について取り上げられていました。その中で、同機の機長であるColonelを「大佐」と訳し、副操縦士であるLieutenant Colonelを「二等空佐」と訳していました。統一性が取れていないと思うのですが、一般的な和訳なのでしょうか?
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一等空佐と二等空佐じゃちょっとピンと来ないよな…とあえてそうしたのかもしれませんし、単純にColonelは大佐って分かるけどLieutenant Colonelは何だろう?と個別に調べてしまった結果かもしれません。 仰る様に訳し方に統一性がありませんから一般的な和訳ではないですね。
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純粋に中佐と言うところを間違えたんだと思います。 戦前と区別をつけるために、日本人を大佐、中佐とは呼びません。 でも立場は一緒です。 戦後日本→一等空佐、二等空佐 戦前日本&米軍→大佐、中佐 ちなみにcaptainは空軍だと大尉なのに海軍だと大佐になります。
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ご回答ありがとうございました。 >ちなみにcaptainは空軍だと大尉なのに海軍だと大佐になります。 ・おっしゃるとおりですね。空軍は陸軍航空隊を母体としていることが多いので、階級名も陸軍のものを使っています。Captainは、陸軍では「中隊長」という意味ですので大尉になりますが、海軍では「艦長」という意味ですので大佐(だいさ)になります。陸軍大佐(たいさ)のColonelは「連隊長」という意味ですので、中隊長(大尉)とは比べ物にならないくらい偉いですよね。
- drmuraberg
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一佐、二佐等の呼称は自衛隊特有のもので、警察予備隊を経て 自衛隊になる過程で、大佐、中佐等の呼称は旧軍を連想させるので 避けられ、大、中、小の代わりに一、二、三としたものです。 従って、外国の軍隊や旧日本軍の階級を表すときには、大、中、小を用い、 自衛隊の階級を表すときは一、二、三を用います。 したがって、米軍の機長の Colonel を大佐と訳した場合は、 副機長のLieutenant Colonel は中佐と訳すべきでしょう。 自衛隊の場合でも Lieutenant Colonel の訳が「二等空佐」は変だと 思います。「二佐」ではないでしょうか。 下記URLを参考にしてください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%BB%8D%E3%81%A8%E8%87%AA%E8%A1%9B%E9%9A%8A%E3%81%AE%E9%9A%8E%E7%B4%9A
補足
ご回答ありがとうございました。 >米軍の機長の Colonel を大佐と訳した場合は、副機長のLieutenant Colonel は中佐と訳すべきでしょう。 ・やはりそうですよね。大佐の下は中佐ですし、二等空佐の上は一等空佐ですよね。 >大、中、小 ・大、中、少だと思います(笑)。 >自衛隊の場合でも Lieutenant Colonel の訳が「二等空佐」は変だと 思います。「二佐」ではないでしょうか。 ・航空自衛隊のLieutenant Colonelは二等空佐で、陸上自衛隊のLieutenant Colonelは二等陸佐です。海上自衛隊のCommander(二等海佐)と合わせ、陸海空共通呼称が「二佐」です。 http://www.mod.go.jp/j/defense/mod-sdf/class/index.html
- DIooggooID
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ご参考 http://www.eudict.com/?lang=engjpk&word=Lieutenant+Colonel&go=Search 二等空佐、これは日本の自衛隊での呼称ですね。
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早速のご回答ありがとうございました。
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ご回答ありがとうございました。翻訳者に知識がなかったかもしれませんね。そういえば、昔の映画で恐縮ですが、「大脱走」で、序盤に捕虜収容所長に対して侮辱的な行為に出たため、ヒルツ(スティーブ・マックイーン)とともに独房行きとなった英空軍のアイブス(アンガス・レニー)の階級はFlying Officerなのですが、翻訳では「アイブス。空軍将校アイブスだ」となっていました。空軍将校といえば、大将から少尉まで広範囲ですし、軍人同士で「私は将校だ」なんておかしいですよね。正しくは「空軍中尉アイブス」です。